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年金だけ生活(53歳から無職)

53歳に最後の会社を辞職してから62歳まで無職。今はけっこう楽な年金人生歩んでる毎日をつらつらと。

家計簿はつけない

2022-02-13 06:16:36 | 年金暮らし節約術

53歳から無職になったzumeoですが、以来ずっと続けている節約法の1つとして「家計簿はつけない」ことがあります。

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実は無職の初期には家計簿アプリをつけていたのですが、これって結局「予算を決めて1円単位の数合わせをする無駄行為」じゃかいかい?しばらくして、そんなことを考え始めました。

 

例えば「食費」、「被服費」、「交際費」など細かい項目と予算を決めて日々の消費をそこに割り当てる行為に、どれだけの意味があるのだろう?

もっとアバウトに全体のお金の流れを管理できないかな?

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で、生み出したのがこれです(画像はダミー)。

zumeoオリジナルの「Googleファイル管理法」

仕組みは簡単で、無料のGoogleファイルに大まかな予算を書き込むだけ。

ファイルはクラウドでリアルタイムに保存されますから、数字を変えるとPC、タブレット、スマホなどに共通して反映されます。例えば「一週間の生活費15.000円」と決めて記載。スーパーで食費以外の買い物を1.000円すれば、「生活費」は14.000円と書き換えます。

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あとは「生活費」/「食費」/「セブン銀行預金内訳」/「シティバンク預金内訳」などの予算項目を並べて、お金が動いたときにそこから引くだけ。つまり使った内容は記載せずに「各予算(または預金)の残高を把握する」ことだけを目的としたシートを1枚作るだけで、お金の管理は充分にできています。

 

実際、家計簿を使って毎日お金の管理をする行為は「毎日書き込みと収支計算が煩(わずら)わしい」ことと「このお金はどの項目に割り当てよう」と悩むことが、大変な無駄を生んでいるのではないでしょうか?そして、一番の問題は「過去の消費を振り返っても、大して参考にならない」という事実です。

 

「今月は交際費が多かったから来月は控えよう」と考えても、来月は来月の交際がありますし、久しぶりの友人とバッタリ会ってランチ…などということもよくあります。つまり「〇〇費」は、大まかな設定はすべきですが、生きているとそんな計算通りにお金は流れないと考えた方が、お金の管理はしやすいとzumeoは考えています。

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結論として、家計の管理で一番大事なのは「いくら使ったかの把握」ではなく「いくら残っているかの把握」。それを「簡単に、単純に、どのネット端末でも共通で記録できるか」を追求した結果、私的に今の「Googleファイル管理法」にたどり着きました。この方法で長年やっていますが、とりあえず財政破綻もしませんし、家計簿に気力と時間を取られることもありません。そして無駄遣いの暴走ということも起きないのが現実です。


2022/02/12 53歳でのリタイアは可能? 03

2022-02-12 14:56:29 | 53歳〜62歳の無職生活

7年間で使えるお金は、生活費を除いて800万円。
ここから国民年金と私的年金を支払っていかなければなりません。

※60~62歳までの3年間はどうするかを書き忘れていましたが、
60歳からはzumeoの個人年金(永久支給型民間年金)が、年間約84万円入金するため、
63歳からの公的年金支給までのつなぎになります。
 
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…だから当時の重要テーマは「空白の7年間をどうやって800万円で凌(しの)ぐか」の一点。

7年間の毎年の支出は

▼国民年金支払い 月額約16.000円
▼個人年金支払い 月額約20.000円

月36.000円を7年間支払うと…

▼36.000円×12か月×7年=3.024.000(約300万円)

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800万円-300万円=500万円

意外にも7年間で500万円自由に使えるお金があるらしいと判明しました。

もちろん、その間には家電が壊れたり、家のメンテナンスが必要だったり、
冠婚葬祭も減ったとはいえ、まだまとまった金額が必要になるかもしれません。
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そこで、「残るはずの500万円をどう有意義に使おうか」と考えました。

結論は「1年に50万円は妻との旅行に使おう」でした。
長年共働きで休みの少ない職場だったので、
リタイアして腰が治ったら、日本中をツアー旅行で回ろう。

50万円×7年=350万円

残りの150万円は、前述したような不意の出費用に確保して、
とにかくリタイヤするのだったら妻との思い出作りをしよう!
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痛む腰をさすりながら、とうとうベッドの上で無職になる決心をしたzumeoでした。
 
※次回「53歳(完全リタイア1年目)」へ続く


2022/02/12 53歳でのリタイアは可能? 02

2022-02-12 12:18:56 | 53歳〜62歳の無職生活
「会社…辞めようかな」
ベッドの中でそう思い始めたzumeo。
 
さっそく「今後10年のサバイバル収支シミュレーション」を開始しました。 
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まず辞めたあとの収入。
 
△妻の年金(国民年金と厚生年金)  年間約180万円
△妻の個人年金(永久支給型民間年金) 年間約54万円
 
合計の収入 年間234万円(月額19.5万円)
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そして、支出。
 
▼電気、ガス、水道、燃料 月平均3万円
▼食費          月平均3万円
▼生活費         月平均7万円
▼通信費、娯楽費、雑費  月平均6万円
 
合計の支出 年間228万円(月額19.0万円)
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と、まあ計算上では
「zumeo無職でも生きていける」となりましたが、
実際はどうなるのか?
やってみないとわからないのがホンネでした。
 
この時点で、預金は約1.000万円。
できれば老後資金として手を付けたくないお金。
 
あとは、満期に近い生命保険を解約すると500万円と
zumeoの退職金300万円で計800万円。
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この800万円でこれから7年間(zumeoが53〜60歳)どう凌(しの)ぐか…国民年金と私的年金を支払っていく必要があります。
 
今度はこの800万円で7年の年金支払いが可能なのかの検討に入りました。
 
※次回へ続く
 
 

2022/02/12 53歳でのリタイアは可能? 01

2022-02-12 09:59:00 | 53歳〜62歳の無職生活

10年前。

サラリーマン一筋だった私(zumeo)は
片田舎の中小企業の管理職でした。
 
…ただ、管理職とは名ばかりの
実態は数百個の重い荷物の人力出荷作業。
 
ある日無理がたたって
超ストロングな腰痛で二週間寝たきり。
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…で、その間考えました。
 
「会社…辞めようかな」
 
幸いzumeoは10歳弱年上の妻と二人暮らし。
妻は年金満額支給の開始時期ですし、
持ち家のローンも同時に終わります。
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問題は「自分の年金開始(10年後)まで、妻の年金で生き抜けるか?」でした。
 
そこで、寝込んだベッドの中で
「今後10年のサバイバル収支シミュレーション」を開始。
 
結果は
 
※次回へ続く
※最初の記事飛んでしまいましたので再掲載です。