53歳から無職になったzumeoですが、以来ずっと続けている節約法の1つとして「家計簿はつけない」ことがあります。
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実は無職の初期には家計簿アプリをつけていたのですが、これって結局「予算を決めて1円単位の数合わせをする無駄行為」じゃかいかい?しばらくして、そんなことを考え始めました。
例えば「食費」、「被服費」、「交際費」など細かい項目と予算を決めて日々の消費をそこに割り当てる行為に、どれだけの意味があるのだろう?
もっとアバウトに全体のお金の流れを管理できないかな?
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で、生み出したのがこれです(画像はダミー)。
zumeoオリジナルの「Googleファイル管理法」
仕組みは簡単で、無料のGoogleファイルに大まかな予算を書き込むだけ。
ファイルはクラウドでリアルタイムに保存されますから、数字を変えるとPC、タブレット、スマホなどに共通して反映されます。例えば「一週間の生活費15.000円」と決めて記載。スーパーで食費以外の買い物を1.000円すれば、「生活費」は14.000円と書き換えます。
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あとは「生活費」/「食費」/「セブン銀行預金内訳」/「シティバンク預金内訳」などの予算項目を並べて、お金が動いたときにそこから引くだけ。つまり使った内容は記載せずに「各予算(または預金)の残高を把握する」ことだけを目的としたシートを1枚作るだけで、お金の管理は充分にできています。
実際、家計簿を使って毎日お金の管理をする行為は「毎日書き込みと収支計算が煩(わずら)わしい」ことと「このお金はどの項目に割り当てよう」と悩むことが、大変な無駄を生んでいるのではないでしょうか?そして、一番の問題は「過去の消費を振り返っても、大して参考にならない」という事実です。
「今月は交際費が多かったから来月は控えよう」と考えても、来月は来月の交際がありますし、久しぶりの友人とバッタリ会ってランチ…などということもよくあります。つまり「〇〇費」は、大まかな設定はすべきですが、生きているとそんな計算通りにお金は流れないと考えた方が、お金の管理はしやすいとzumeoは考えています。
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結論として、家計の管理で一番大事なのは「いくら使ったかの把握」ではなく「いくら残っているかの把握」。それを「簡単に、単純に、どのネット端末でも共通で記録できるか」を追求した結果、私的に今の「Googleファイル管理法」にたどり着きました。この方法で長年やっていますが、とりあえず財政破綻もしませんし、家計簿に気力と時間を取られることもありません。そして無駄遣いの暴走ということも起きないのが現実です。
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