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言うたらなんやけど

ちょっと気になったことを書いてます。
主に映画や、旅行で買って来た色々なお土産について語ってます。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

2010年12月02日 | 映画
前回から本を読まずに先に映画を見ることにしたので、これがどんなお話なのかまったくわからず観に行きました。
ということでネタバレあります。


ダンブルドア校長が殺されてから1年後のお話。
いきなり、ヴォルデモートたちに、ホグワーツ魔法学校の先生が中吊りにされ殺されたあげく、蛇に食べられちゃうというなんともいえないシーンから始まり、え~これって子供向けのお話じゃなかったの?とちょっとビックリ。
7年生に進級するはずだったハリーは外にも出れず、騎士団の人たちに守られて移動するも、そこでもハリーを守るがためにけが人や死人が出てしまい、ハリー君また一人で行動しようとします。(あんた何回目だよ!)
でもそこをロンに止められ、おとなしく帰るも、悪夢に悩まされ、すっきりしないハリー君。
ついに隠れ家までもがヴォルデモートの手下に見つかり、ハリーはロンとハーマイオニーと一緒に放浪の旅に出ます。
これもとっさにハーマイオーニが気をきかせて魔法で瞬間移動しただけで、ロンドンの街中で途方にくれる3人。
このシーンで、そうかハリー・ポッターって現代のお話だったんだ~と再認識。
さて、ヴォルデモート一味から身を隠すために放浪するハリーたちの一番の目的は、校長から聞いたヴォルデモートの魂を7つに分けて収めた「分霊箱」すべてを探して破壊すること。
そんな中、魔法省はヴォルデモート達にのっとられ、ホグワーツではスネイプが校長になったりと、もうハリーたちには不利な条件ばっかり。
それなのに、ロンのやきもちから仲間割れしちゃったり、マグル狩りの人さらいに出会ったりと、力になってくれる大人もいなくてハリー君めちゃ大変な日々。
内容もそうなんだけど、前回同様画面も暗い。
ハリーたちはいつもハラハラドキドキで、今回ハリーの笑顔がほとんど見られません。
見終わった後も「暗かったね~」という感想しかない私たち。
なんか魔法とかいうファンタジックさはまったくなく、とにかく暗い。
しかもハリー君たち、いろんな困難から上手く逃げてきたくせに、魔法も使えなさそうな弱そうな人さらいにつかまってヴォルデモートの手下の所に連れて行かれるし、そのわりにはあっさりトビーに助けられるしで、後半ちょっとしょぼかったような…。
とりあえず残りの「分霊箱」以外にも、ニワトコの杖やら、石やらマントやらと探すものがまた増えちゃって、この先どうなるんだろう?っていう良い所で今回はおしまい。
続編は来年の7月上映って…待ち長すぎるやろぉ!!
そんな間隔あけないで、せめて春には続編をやってくれないと、内容も忘れちゃって興味すらなくしそう。
うーん、これ少しは問題解決してから次に繋げられなかったのかな~。
しかも内容が辛気臭いし…。
評価は高いようですが、見終わってもモヤモヤ感が残るだけで、これなら続編が上映されるちょい前にDVDでも借りて見た方が良かったかなと思いました。
それにしてもこの先、ハリー、ロン、ハーマイオーニの俳優さんたちはずーっと「ハリーポッターの子」扱いで、次に出演する映画が大変そう…。


映画「新しい人生のはじめかた」

2010年09月16日 | 映画
なんか似たような題名の映画をみたことがあるような・・。
NYに住むCM作曲家のハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)は、離婚した妻との間に出来た一人娘スーザンの結婚式に出席するためロンドンへ。
久しぶりの家族との再会を楽しみにパーティ会場に向かうハーヴェイですが、そこには再婚した妻と新しい夫、そして娘カップルと、新しい家族が出来ていて、ハーヴェイさん居場所がありません。
しかも結婚式のバージンロードを歩く相手が別れた妻の新しい夫という現実。
すっかり気落ちしたハーヴェイさん、結婚式に参列するのをやめてNYに戻る事に。
ところが渋滞にはまり乗るはずだった飛行に乗り遅れ、しかもNYの会社からはクビを宣告され、とことんついていません。
そんなハーヴェイさん、空港のレストランで空港職員のケイト(エマ・トンプソン)と知り合います。
そんなケイトも友達がセットしてくれたデートの相手とうまくいかず、実家の母親の世話もあってと、結構寂しい日常。
そこで会話の弾んだ二人、意気投合して、結局二人でスーザンの結婚パーティに行く事に。
ケイトの存在でちょっと自信を取り戻したハーヴェイは花嫁の父の挨拶を買って出ます。
父親の言葉にスーザンも喜んで、パーティは大盛り上がり。
ちなみに娘のスーザンはとても優しい父親思いの良い子です。
そんなこんなでハーヴェイはケイトにNYに帰らず、ロンドンで暮らすと宣言。
とそういう内容のお話です。
年齢差もあるし、背もケイトの方が高いけど、会話が弾んで二人で一緒にいて楽しければ無問題。
お互い新しい人生の一歩を踏みだそうとする、ステキなカップルの誕生です。
それにしてもダスティン・ホフマン、今年73歳の一応おじいちゃんなんですが、ニカって笑う笑顔はホントに憎めなくって「卒業」の時と全然変わっていません。
この笑顔で微笑まれたらケイトじゃなくても何でも許してしまうかも?
でもね~、ちょっと心がひねくれもののワタクシ、「ハーヴェイって心臓が悪いし、数年後にはケイトはハーヴェイの介護をするはめになるんじゃないの~」な~んて意地悪な事を思ってしまったのは秘密です。
ちなみにこの映画「新しい人生のはじめかた」なんて邦題がついていますが、原題は「LAST CHANCE HARVEY」。
せっかくしゃれたカッコ良いタイトルなのに、邦題をつけた人、センスなさすぎ!
この映画も見終わった後、心がほっこりする暖かい映画です。

映画「ジュリー&ジュリア」

2010年09月10日 | 映画
英語で書かれたフランス料理の本を最初に出版したジュリア・チャイルド(実在)と、彼女の本に載っている524のレシピを365日間毎日作ってブログにアップしたジュリー(実在)のお話。
もちろんこの二女性は時代が違うので、物語はそれぞれ別々に描かれていきます。

1949年、大使館勤務の夫とともにパリに住む事になったメリル・ストリーブ演じるジュリア・チャイルド。
このジュリアさん、身長が185cmもある大柄な女性だったようで、どうやって撮影したのかメリル・ストリーブがめちゃでかい。
しかも陽気なキャラのため、いつもの倍くらい高い声で、ぶっちゃけ最初お酒に酔ってるのか?って思ったくらいハイテンション。
このジュリアさん、40近くなっても子供がいなくて毎日退屈な日々を送っていました。
とにかく食べることが大好きなジュリアはパリで美味しいフランス料理に出会います。
こんな美味しいお料理をお家でも作ってみたい!と思ったジュリアですが、そのころ英語で書かれたフランス料理の本は出版されておらず、とりあえず料理学校へ入学。
でもそこでは初歩的なことしか学べず、結局ジュリアはコルドン・ブルーのプロ養成コースに入学。
そこで男性に混じって本格的な料理を基礎から学びます。(この様子がめちゃ面白い)
アメリカの両親からは「美味しい料理が食べたければ腕の良いコックを雇え」とまで言われますが、理解ある夫の助けもあってそこを無事卒業。
その頃、英語で書かれたフランス料理の本を作ろうとしている二人の女性に出会い、ジュリアもそれをお手伝い。
そのうち本の出版への中心人物となりますが、夫の仕事の都合でメリカへ帰国。
それでも本の出版をあきらめないジュリアは色んな出版社と交渉。
結局ジュリアの本は執筆から8年後に完成し、その後ジュリアはTVのお料理番組なんかに出演する有名人に。

一方2002年のニューヨーク。
夫とともにクィーンズに引っ越してきたジュリーは29歳。
友達はそれなりにキャリアをつんで出世してるけど、自分は苦情処理係の公務員。
料理やお菓子を作ってストレスを発散させる日々。
そんなとき、大好きなジュリア・チャイルドの本に載ってる料理を全部作ってみようと思い立ちます。
そしてそれを1年間の期限付きでブログに載せてみようと考えます。
ということで、毎日毎日ジュリアのレシピどおり料理を作ってはブログにアップ。
そのブログが話題になり本を出版することに。

と、まあこんな内容のお話です。
どっちも実在の人物で実話に基づいたお話らしいので、仕事から帰って来て毎日そんなことできるの?とか、毎日そんなご馳走作って材料費は大丈夫なのか?とか、毎晩そんなにご馳走ばかり食べてるのに、あんまり太ってないわねとか、思うことは色々あるんですが、どっちにしても二人とも頑張り屋さん。
ただ、ジュリアは頑張り屋で努力家なんだけど、おっとりした感じでのびのびと楽しそう。それに比べてジュリーは変に目標をたててしまったせいか、必死というか悲壮感まで感じられてちょっと好感が持てない。(まあ昼間働いてるんだから仕方ないんだけど…)
そんな二人に共通してるのが理解ある優しい夫。
特にジュリアの夫のポールがめちゃ良い人。しかも外交官って…。
あんな人なら背が自分よりも小さくても多少禿げてても旦那にしたいかも?
ということで、この映画とてもハートフルで楽しいお話でした。
ただね~料理を扱ってるわりには出来上がった料理の映像が少ない!
ジュリーのブログだって文章だけで写真がないのがね~。
私だったら「ホントに作ってるのか?」と疑ってしまうけどね。
せっかくなんだから料理の映像をどーんと見せて、ジュリア・チャイルドさんの偉業をもっと身近に感じたかったです。
個人的には実際のジュリアのお料理番組が見てみたい。
失敗もカットせず笑いにもっていき、めちゃ楽しい番組らしい。
アマゾンでDVDが買えるんだけど、言葉がわからないしね~。
ということで、見終わったあとには絶対にフレンチが食べたくなる、お腹のすく映画なのでした。


映画「ソルト」

2010年08月30日 | 映画
ネタバレあります。


アメリカCIAに勤務する分析官のイブリン。
突然現れたロシアからの亡命者・オルロフの供述からロシアのスパイだと名指しされ、二重スパイの嫌疑をかけられ逃走。
この時点で「逃げるって事はやっぱスパイなのね」と思ってしまうわけで、とりあえず家族が心配なイブリンは自宅に戻るも夫の姿がありません。
しかも姿の消し方が普通じゃない様子で、見ているほうもますますイブリンスパイ疑惑は固まってくるわけです。
でも、その割には逃げ方がヘタクソ。
高速道路で、たくさんの車を犠牲にして逃げまくるイブリン。めちゃ迷惑。><
そして、それを追うのは元同僚。
ロシアのスパイの任務はアメリカ副大統領の葬儀に出席のため来米中のロシアの大統領を暗殺する事。
ん?なんでロシアのスパイがロシアの大統領を?と思ってたら、どうも米露関係を悪くするのが目的らしい。
上手く逃げ切ったイブリンは目の色を変えたり髪を黒く染めたりの変装で、葬儀が行われる教会の近くのホテルにチェックイン。
う~ん、そんな大事な行事があるときにホテルの部屋がとれるのが不思議。
しかもイブリンの変装、ちっとも変わってないし…。
逃げるのはヘタクソだったけど、大統領暗殺はそれなりに計画通りに進み、元同僚に顔をみられつつもなんとか逃走。
ということで、イブリンさん今度は大統領暗殺犯として追われる身。
暗殺犯になったイブリン、スパイ仲間のところに行き、みんなによくやったと褒められ次の任務の説明をうけますが、そこで夫が殺されるのを目撃。
激怒したイブリン、仲間をみんな殺して、次の任務場所大統領府に向かいます。
実はイブリン、冷戦時代のソ連で優秀な子どもたちを集めてスパイ教育を施し、訓練に耐えた者だけをアメリカに潜伏させ、一斉に戦争をしかけるという「KAプログラム」の一員。
大統領府にはその仲間もいて、イブリンさん彼の助けで男性に変装して難なく中に入れちゃいます。
そんな中、イブリンの元同僚が大統領を拉致。
実は彼もロシアのスパイでイブリンの仲間。
と、いったい誰を信じたら良いんだ?という中で大どんでん返しもありつつ、結局つかまってしまうイブリン。
でもやっぱり最後は逃走して水にドボン。
続編を匂わせてこの映画はおしまい。
「KAプログラム」は実在するらしく、それを上手く利用した内容で、映画の冒頭も北朝鮮でリンチされてるイブリンシーンから始まって、なかなか濃い内容。
でもね~ドラマ「24」なんかを見すぎたのか、なんかちょっと物足りない。
うーん、もうひとひねりがな~。
しかもいくらエブリンが強いったって、訓練を受けた警察やSPをそんなに簡単にやっつけられるわけもないと思うし。
ちょっとイブリンさんカッコよすぎませんか?って感じです。
でも続編が作られたらまた見に行くけどね。
とりあえずアンジーはあいかわらずセクシーできれいでした



映画「ちょんまげぷりん」

2010年08月10日 | 映画
日本映画をお金を出して、わざわざ映画館で見たいとは思わないタイプです。
でも大好きな関ジャニ∞の錦戸亮君初主演映画とならば話は別。
プリンのストラップも欲しかったので前売り券を購入して鑑賞。
さすがにいつも一緒に映画に行く友達も誘えず一人ででかけました。
「どうせアイドル映画だし、主演ありきのつまんない内容で、しかも観客は若い女の子ばっかりなんだろうな~」と思いながら映画館へ。
ところが行ってビックリ。もちろん若いお嬢さんもいたんですが、思いのほか年配客が多い。しかも私の前の席はおじいちゃんが一人。
このおじいちゃん、題名を見て時代劇と間違っちゃったんじゃないかな~。(だってエンドロールとともに席を立ったのがこのおじいちゃん一人だったのよね~。)

ということで、ネタバレあります。




ともさかりえさん演じるシングルマザーのひろ子さん、6歳になる保育園児の友也君と二人暮らし。
そんな二人の前に侍の恰好をした木島安兵衛と名乗る変な人が現れます。
錦戸亮君演じる安兵衛さんは江戸時代のお侍。巣鴨でお地蔵さんに願い事をしてる時に足元から水があふれてきて、気付けば2009年の巣鴨のスーパーの前。
「昔の人だ~」と喜ぶ友也君と、うさんくさい奴と疑うひろ子さんですが、なんだかんだで行く当てのない安兵衛さんを家におくことに。
仕事は出来るけど、子供がいるため残業でもできないひろ子さんのために、安兵衛さんはお家の事を一切引き受けます。
電化製品をマニュアルどおりに使いこなし、スーパーではちゃんと特売品をみつけ、どんどん家事にめざめていく安兵衛さん。
病気の友也君のために作ったプリンが好評だった事から、今度はケーキ作りに目覚め、ついにケーキコンテストに出場。
そこで優勝した安兵衛さんはパテシェとしてケーキ屋さんで働きだします。
パテシェになって忙しい安兵衛さん、もう家の事どころか友也君の相手もできず、ひろ子さんともけんかをして家を出て行きます。
でも仲直りをして、お家に帰る途中、例のお地蔵さんの前でまたまたタイムスリップ。江戸時代に戻ってしまうというお話。
「ニューヨークの恋人」(だっけ?)とか「魔法にかけられて」みたいに最近はタイムスリップをしても元に戻らないお話もあるので、今回もそうなるのかな~と思っていたので、残されたひろ子さん&友也君が寂しそうで、ちょっとほろっとしました。
でもこの映画、ここで終わりません。
最後にまたナイスなオチがついて、ちょっと心がほっこりします。
全編にわたってほのぼのとして、また所々で笑いが起こり、とてもよく出来たステキな映画です。
日本映画って、最近マンガの実写とかが多いけど、お金かけてそんなしょうもない冒険するくらいなら、こういった優しいこじんまりした映画をどんどん作れば良いのに。
うーん、コレなら友達誘ってあげても良かったかな~。
た~だ、内容とは無関係なんですが、友也君の通う保育園。
園児が交通事故にあいそうなのに見てるだけだし、熱を出した園児が行方不明になっても親に「ごめんんさい!」と誤るだけで捜そうとしない。めちゃ無責任な保育園。
私が親なら絶対こんな保育園には行かせないぞと思ったのでした。
この保育園児友也君役の鈴木福くん、めちゃ可愛かったです。
ということで、アイドル主演映画、日本映画が苦手な人にも是非お勧めしたい大満足な映画でした。



映画「SEX AND THE CITY2」

2010年06月23日 | 映画
10年以上前にWOWOWのドラマから見始めて、今までずーっと謎だった「この4人どうやって知り合ったんだ?」が少しだけ解ったようなオープニング。
そう、これめちゃ気になってたのよ~。
だってこの4人、年齢も職業も違うのにって…。
ま、そこは簡単に流した感じだったけど、当時のみんなのスタイルが何気に笑えます。
そして現在、ビッグと結婚して2年目のキャリーと、念願の出産を果たし今や二人の子持ちのシャーロット、子供も大きくなってスティーブともうまくやってる弁護士ミランダ、独身を謳歌しながら仕事もバリバリのサマンサと、サブプライム問題もどこ吹く風、あいかわらずゴージャスな生活を送っているこの4人。
キャリーは自分の仕事も充実してるし、旦那はお金持ちだし、なんたって結婚記念日のプレゼントにローレックスのビンテージを買っちゃうくらいのブルジョアさん。
そんな幸せ生活のくせに、ビッグが一緒にお出かけしてくれないとか、TVばかり見てるとか不満たらたらであいかわらずいウザイよキャリー。
それならビッグはどうなんだ?。
毎日外食かテイクアウトで料理もしないくせに、文句ばっかり言ってる妻なんて、そりゃ週に2日は離れて暮らしたいと思っても無理はない。
ってか、家で仕事してんだから、ちょっとは料理くらいしろよ、キャリー。
あのサマンサだって寿司を作って女体盛りやってたんだから~。

そんな相変わらずの4人ですが、サマンサが昔の恋人スミスの紹介で知り合ったアブダビのお金持ちにビジネス絡みでアブダビに招待され、みんなで超VIPな旅に出かけます。
飛行機は個室だし、送迎の車は一人一台。
めちゃめちゃ豪華なホテルのスイートルームに、執事が一人に一人ずつついていて、お金持ちの人とのミーティングのある最終日までフリープラン。
夢のようなバカンス旅行です。
そんなアブダビでキャリーは昔の恋人エイダンとバッタリ。
エイダンは髪もスッキリして、昔よりいいオトコ。
二人で夕食に出かけるもエイダンは二人の子持ち。それなのなんやかやでこの二人、結局チューしちゃうわけです。
まあねぇキスくらい良いんじゃね?と私は思うのですが、どうもアメリカ人にとってお口同士のキスは特別なようで、エイダンとキスしてしまったことにやたらこだわるキャリー。
大げさな奴だな~と思うのもやっぱり私だけなのか、シャーロットたちは「まあ、なんてことを」とお怒り。
挙句の果てにはビッグに白状すべきかどうか悩むキャリー。
どうせもうエイダンとは会わないんだし、んなもん黙っとけばいいじゃんと思うのに、夫婦の間に隠し事はいけないとか急に優等生発言のキャリー。ふん、料理もできないくせに、こういうところは気になるのねと思ってたら、恋愛の達人サマンサ姐さん「言っちゃダメ」ときっぱり。
それなのにお馬鹿なキャリーはわざわざビッグに電話をして正直に告白。
それを聞いたビッグはかなり不機嫌。
うーん、ビッグも小さい男だな~。ま、最初から私はビッグには好感持ってないし、良いんだけどね。って、ミスタービッグって言われてる割にはね~。

そんな中サマンサ姐さんは、砂漠で知り合ったデンマーク人に夢中。
厳しいイスラムの国に居るのに人前でイチャイチャ。その淫らな行為を警察に通報されて、そのまま勾留。
そんな警察沙汰を起こした人とはビジネスなんてしたくないからなのか、次の日早々にホテルを追い出される4人。
その間も何やかやひと悶着もふた悶着もあって、やっと帰国。
まだビッグと会う心の準備が出来てないキャリーですが、やっぱりビッグは怒っているみたい。
で、結局雨降って地固まるなのか、ちょっと倦怠気味だったビッグとキャリーの結婚生活が元に戻ったという、うーん、なんだかなぁの結末。
ってか、今回の映画はただ単純にアブダビでの優雅な4人を見るだけって感じです。
もらっても着ていく所もなさそうな、豪華だけど個性的な衣装がいっぱい出てきて、自分とは無関係なんだけど、ちょっと心が豊かになって、見終わったら何故かスッキリとした爽快感。そこがSATCの良い所。
ただね~、ビジネスにはめちゃシビアなサマンサ姐さんがあそこまでヘマをやるとは、ちょっとサマンサの描き方間違ってない?って感はありましたけどね
だって私はあの4人の中じゃサマンサが一番好き。
そして今回一番納得できないのが、エイダンもビッグもキャリーのことを「君は普通の人と違う」って言ってるところ。「いや同じでしょう?」って突っ込みたくなりました。
だってキャリーっておしゃれ好きな我儘なただのオバサン。ちょっと周りにリッチな人が多いけど、考えてることはそこらへんのお姉さんたちと一緒だと思うのに…。
ま、普通の人と違うの料理が出来ないってか、やろうともしない事くらいだと思うんだけど、このセリフ書いた人、キャリーをどんな風に描いてるつもりなんだ?
このドラマ第1話から見てるけど、キャリーが他の人と違ってるなんて思ったことないし、一度もこの人のこと良い女だとも思わないワタクシ。(サラ・ジェシカ・パーカーが嫌いなんじゃなく、キャリーが嫌い。)
ということで、今回もキャリーは学習能力のないお馬鹿な女でした。
うーん、恋愛がからまないと、ストーリーが膨らまなくてどうしても面白くならないな~。
やっぱり前回でビッグとあっさり結婚させちゃったから、あとが続かないんだろうな~って感じのSATC2でした。

映画「アリス イン ワンダーランド」

2010年06月01日 | 映画
時間がとれたので、やっと話題の「アリスインワンダーランド」を見てきました。
実はワタクシ、ジョニー・デップが大好き。
「シザーハンズ」の時はそうでもなかったんですが、「ギルバート・グレイプ」でだだはまり。
以来ジョニーさんご出演の映画はほとんど鑑賞済み。
ちなみにビジュアル的にに一番好きなのが「ノイズ」。映画そのものはアレでしたが、このときの特に異性人にのっとられった時の怖~い感じがめちゃ好き。
ところが最近のジョニーさんは、いつも変なお化粧。
厚塗りに帽子だったり、目の周り真っ黒だったり、映画でそのカッコイイお顔をまともに見せてはくれません。
ということで、この映画でも原型をほとんど留めていない特殊メイクで「別にジョニー・デップじゃなくても良くね?」って感じの帽子屋さんを演じます。
今回もせっかくなので3Dでの鑑賞でしたが、前回「アバター」を見たのとは違う映画館。
3Dの技術も「アバター」からは向上してるかなと期待しましたが、あれ?「アバター」の3Dとはちょっと違うぞ。
「アバター」は奥行きに透明感のあるきれいな映像でしたが、こっちは完全に飛び出す3D。
途中の砂埃まう場面や虫が飛んでくる場面では思わず顔をよけてしまったくらい、テーマパークのアトラクションみたいでした。
私は学生時代にアリスにはまり原作も読んでいたので、最初の大きくなったり小さくなったりもチャシャ猫も「おっ、原作と同じ」って感じで楽しめましたが、アリスを知らない友達は「変なのがいっぱい出てきた」程度の感想。
たしかにセリフまわしや、「カラスと物書き机が云々」の言葉遊びは原作を読んでないと「なんじゃこれ?」かも…。
でも原作を読んでるときは「うーん、いったいどんな奴やねん」なチャシャ猫もトランプの兵士も映像になると違和感もなく、十分楽しめました。
この映画の主演は帽子屋を演じるジョニーディップなので、帽子屋さんも大活躍。
個人的に帽子屋といえば永遠に終わらない三月ウサギのお茶会のシーンくらいしか思い浮かびませんが、なかなかの活躍ぶり。
赤の女王と白の女王は「鏡の国のアリス」に出てきたあれですね?でもあの双子は何だろう?
ハンプティダンプティの代わりかな?
なんて原作を思い浮かべながら見るのもまた楽しい。
そういえば赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターが良い演技をしていました。でも彼女も最近こんなのばっかりだな。
個人的にアリスの世界が大好きなワタクシ、この映画は十分楽しめました。
特に原作と違って、不思議の国での出来事によってアリスが成長して、現実社会でも自立していく姿が良い終わり方だったと思います。
ということで、この映画は別に3Dじゃなくても物語そのものも良く出来ていたと思います。
ちなみに3Dで映画を見ると、目が疲れます。あのメガネもめちゃくちゃ邪魔。
うーん、こんなTVはお家にはいらないな。
3Dは映画館だけで十分です。

映画「第9地区」

2010年04月24日 | 映画
またまた友達に「おすぎが褒めてた」と誘われて鑑賞。

以下、ほぼネタバレです。

南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に巨大な宇宙船が現れ、そのまま上空に留まったままに。
船内にいたエイリアンたちが衰弱していたので、南アフリカ政府は「第9地区」に仮設住宅を作り、彼らを難民として受けいれることに。
それから28年後、スラム化した「第9地区」ではエイリアンたちはやりたい放題。
このエイリアン、昆虫というか海老みたいな姿なのに、ちゃんと英語を話します。
治安悪化を懸念した超国家機関MNUはエイリアンを他の場所に強制移住させることに。
そこでヴィカスという人物を現場責任者に抜擢し、エイリアンたちに立ち退き通達をして回ることになります。
この現場中継の模様と、そこでヴィカスに起きた事件を、関係者の証言で振り返るドキュメンタリーっぽい作りなんですが、ドキュメンタリー的な展開の映画ほど嘘臭くてつまらないものはないと思っているワタクシ、この時点で「あ、この映画嫌い」って思っちゃいました。
だって最初から中継アナの声やら、ヴィカスや関係者のインタビューがうるさくって、映画に集中できない!
特にヴィカスがめちゃ嫌いなタイプで、現場責任者になって(といっても奥さんの父親のコネっぽい)嬉しそうに語る姿がうざいのなんのって…こういうタイプって映画の中じゃ悲惨な目にあって死んじゃうのがデフォよね、と勝手に先を予想。
そんなヴィカスさん、エイリアンに上手く立ち退き勧告もできず、なめられっぱなし。ってか、このエイリアンかなり知能が低い。
一応エイリアンに同情もしてるっぽいヴィカスですが、エイリアンの卵を焼き殺す時なんかめちゃ嬉しそうで、ホント感じ悪い奴。
もうお願いだから早く画面から消えてくれ~と願ってたのに、なんとこいつが主人公。しかもほとんどのシーンに出てきます。
でも案の定、あやまってエイリアンが作った液体を浴びてしまい、身体に異変が。
ちなみに宇宙船にはすごい武器が搭載されていたんですが、エイリアンのDNAに反応するシステムらしく、地球人には使えません。ってか、そう考えるとこのエイリアンすごい高度な技術を持ってるはずなのに…うーん。
液体を浴びたヴィカスですが、どうやらエイリアンに変身していくようで、そこがまた気色悪い。
とにかく嘔吐シーンや血しぶきや肉片飛び散りのめちゃ気持ち悪いシーンがいっぱいで、ワタクシ何度画面から目をそむけたことか…。とにかく汚い場面がいっぱい。
そんなヴェカスですが、エイリアンに変身となるとDNAもエイリアンと同じになっていくようで、例のエイリアンの武器がヴィカスには使えることになり、そのDNAを研究していたMNUはヴィカスをモルモット扱いに。
殺される事を察したヴィカスはエイリアンのいる第9地区に身を寄せ、そこで高知能のエイリアンに助けを求めるというずうずうしさ。
この高知能エイリアンは上空にある宇宙船まで飛んでいく船を作っていて、ヴィカスがあびた液体がその燃料だったのに液体はMNUの手中に。
宇宙船に戻れたらヴィカスを元に戻せるというエイリアンと手を組み、MNUへ液体を奪いに行くヴィカスとエイリアン。
当然のことながらそこから先はMNU関係者とヴィカス&エイリアンの戦闘シーンに。
エイリアンの武器が使える二人はとにかく強い。バンバン打ちっぱなして逃げ切りますが、打たれた人はこっぱ微塵に壊れて、その肉片があちこちにとび散ったり、くっついたり。うーん、気持ち悪う~。
最後にはロボットみたいなのが出てきて、もう何でもありの戦闘シーン。
しかも出てくる人が、ザ・アメリカ人って感じで、そこまでして戦わんでも逃げた方が良くね?ってくらいしつこい。
内容は悪くないんです。ってかストーリーは良いんです。でも映像が汚い、とういか気色悪い。
とにかく見終わった後もなんか気分が悪くって…。やっぱりこの手の映画は苦手です。
ちなみにヴィガスを演じた俳優さんは、この映画の監督の高校の同級生だそうですが、せめて主人公がもう少し私の好きなタイプなら、感情移入して応援も出来たんだけど…。
ま、この俳優さんに罪は無いんですがね。
とりあえず画面上にキレイなものが(イケメン含む)一切出てこない映画でした。
うーん、やっぱり私、おすぎとは趣味があわないな。


映画「シャーロック・ホームズ」

2010年04月04日 | 映画
シャーロック・ホームズのお話を読んだのは子供のとき。
原作は読んだことがありませんが、この映画のホームズはきっと原作とは違うんだろうな~と思いながらの鑑賞。
「アイアンマン」以来アクションづいているのか、ロバート・ダウニー・Jr.扮するシャーロック・ホームズはやたら戦います。
うーん、「シャーロック・ホームズ」って推理小説じゃなかったっけ?ってくらい、謎を解いてるより戦ってるシーンの方が多かったかも?
ジュード・ロウ扮するワトソン氏も、ホームズの助手というより同等。いやむしろ上から目線の発言でワトソンの方がポジションが上かも?
とりあえず、ホームズたちが捕まえて死刑になったはずのブラックウッド卿が墓からよみがえり、摩訶不思議な手口で殺人を繰り返していくというストーリー。
ホームズは謎を解いては現場に乗り込み、怪しい人を見つけては追っかけて行き、そして戦う。
ちょっと不気味な謎解き映画を想像していたワタクシですが、途中からは単純なアクション映画を見てる雰囲気に。
でも最後にははっきりすっきりの謎解きも見られて、あ、そうだホームズって探偵だったんだと気付く感じです。
ただ、途中事件とは無関係な戦闘シーンもあったり、あの場面いらんやろぉな所も多々ありましたが、そこは監督のガイ・リッチーのこだわりなのかも。(よくわからんが)
それにしてもホームズ君ってめちゃタフ。そのくせ繊細で神経質で、絶対にお友達にはなりたくないタイプ。
逆にワトソン君は冷静でそのくせ人が良くって、そりゃあ女性がほうっておかないな。
ということで結婚を決めたワトソン君に意地悪をするホームズがちょっと可愛い。
個人的にはジュード・ロウよりロバート・ダウニー・Jr.の方が好きですが、映画の中ではワトソン君のほうがずーっと好きです。
とりあえず最後はすっきりと解決し、何気に面白かった推理ドラマもどきのアクション映画でした。

映画「噂のモーガン夫妻」

2010年03月24日 | 映画
予告を見る限りイマイチかな~と思いましたが、ワタクシ大のヒュー君ファン。
ヒュー君が出た映画はどんなにつまらない映画(泉のセイレーンとか泉のセイレーンとか)でも、一応全部鑑賞済み。
ということで、この映画もあまり期待せずに見に行きました。
今回は土曜のレイトショーでの鑑賞でしかたが、結構大きな劇場にお客さんは私たち以外に8人くらい。少なっ!
公開されてまだ1週間でこれかよ~って感じで、これ早々に打ち切りになりそうなので早めに見に行って正解かもです。
今回のヒュー君のお相手はサラ・ジェシカ・パーカー。
うーん、このキャスティングもイマイチなのよね~と思っていましたが、なんのなんの、この映画めちゃ面白かったです。
ニューヨークに住むヒュー・グラント演じる弁護士ポール・モーガンと、不動産会社経営のメリル・モーガン夫妻は現在別居中。
ポールはよりを戻す気満々ですが、メリルはポールの過去の浮気が許せずよりを戻す気はまったくナシ。
そんな二人、偶然に殺人事件を目撃、しかも犯人にしっかり顔を見られ、命を狙われるハメに。
FBIの証人保護プログラムによって、素性を偽りめちゃ田舎のワイオミング州・レイって所の保安官の家で暮らすことに。
レイっていうのがどこにあるのか知りませんが、庭にクマがでるくらい田舎。なんせ町の最大のイベントが「ロデオ祭り」ってくらいで、みんなカーボウイハットをかぶってます。
そんな田舎でニューヨーカーの二人が暮らすわけで、まあ色んなアクシデントに見舞われます。
当初は部屋を別々に、ソファで寝ていたメリルですが、周りになにもない田舎で、ポールの優しさを再発見したようで、なんやかやで二人の仲は良い感じに。
そんな時、例の殺人犯が二人の居所を突き止めてやってきます。
しかしこの殺人犯めちゃオバカ。
ロデオ祭りの真っ最中、衆人環視の中でポールに銃を向け、「ここにいるみんなが目撃者になるぞ」と脅され、あえなく逮捕。
事なきを得たポールとメリル。
そんなメリル、自分を守るために犯人に立ち向かって行った勇敢な(?)ポールに感激。結局二人はもとのささやに納まるというハッピーエンド。
解りやすいストーリーですが、所々に笑いのツボがあって、さすがラブ・コメディの王様(?)ヒュー・グラントが出てるだけはあります。
ヒュー君はあいかわらず、間抜けで優しくって可愛いけど優柔不断といつものパターンではありますが、笑った時のタレ目が何ともいえずキュート。
ただ、メリルがそれなりに仕事が出来るのは映画を見ててわかるんですが(そういうシーンがある)、ポールが手腕弁護士(らしい)ってわかるシーンが全然なくって、秘書を含めてなんだか頼りない感じでしか描かれていなかったのがちょっと残念。
とりあえずハッピーエンドだけど、ニューヨークに帰ったらこの二人またうまくいかなさそうって気もしましたけどね。