【×】印度ビル（印度ビルディング）

『印度ビル（印度ビルディング）』
旧称：
住所：大阪市中央区道修町1
構造：地下1～地上3階　鉄筋コンクリート造
設計：
施工：大倉建設？
竣工：昭和初年？
制度：

撮影：-
現況：2005年頃に解体、現存せず

【備考】
「漢方マルヘイ薬局」の西隣にあった近代建築。
もともとは「新良貴徳兵衛商店」という薬種問屋の店舗兼住宅だったが、
戦後インド人の所有となり、内部には印度銀行や貿易会社が置かれていたらしい。
2000年代の写真を見ると、1階は「OKA」という喫茶店が入居していた。
残念ながら2005年頃に解体され、現存しない。

【参考】
・印度ビルディングの歴史その１（まさきち） - 大阪近代建築BLOG
・「印度ビルジング」（道修町）（papamasaの徒然草）


『道修町なかぼん成長記』（粕屋 章/著）表紙

宇野薬局

『宇野薬局』
旧称：
住所：大阪市中央区徳井町2-3-3
構造：地上3階　木造
設計：坂本建築事務所
施工：長岡栄吉
竣工：昭和9年（1934年）
制度：登録有形文化財

撮影：2014年8月
現況：2019年9月現存（Googleストリートビューで確認）

【備考】
外装のタイルやスペイン瓦など西洋趣味を加味したモダンな建物だが
内部構造は熟練の大工の手による伝統的な通し柱構造であるらしい。
昭和初期に行われた道路拡張のための軒切りにより、店舗面積が減少したため
三階建に建て替えられた。

【参考】
・宇野薬局 文化遺産オンライン
・宇野薬局 | 大阪文化財ナビ
・大阪府登録文化財所有者の会
・大阪の宇野薬局 : レトロな建物を訪ねて

イーグルビル

『イーグルビル』
旧称：
住所：東京都中央区日本橋馬喰町1-13-9
構造：地下1階～地上5階　鉄筋コンクリート造
設計：
施工：
竣工：大正末期～昭和初期（関東大震災後）
制度：

撮影：2014年1月
現況：2020年2月現存（Googleストリートビューで確認）

【備考】
イーグルは紙問屋の商号で、ノート類を取り扱っていたそうだ。
店舗は建物の3階まで、それより上は店主一家の住まいで、戦時中、地下室は防空壕として使用された。
一階には2014年よりアクセサリーショップ「Dress up everyday」が入居していたが、2017年よりコーヒーショップ「Bridge COFFEE & ICECREAM」。
近代建築を紹介する書籍で、「大正末期～昭和初期」竣工の建物と紹介されていたが、不動産賃貸情報のページでは竣工年を「1980年」と記載しているものがある。

【参考】
・レトロなビルをリノベーション｜2020年7月11日｜出没！アド街ック天国
・空襲体験 中央区平和祈念バーチャルミュージアム　 鉄筋のビルで焼けずにすんだ
・イーグルビル、畔上硝子／馬喰町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
・日本橋・馬喰町 馬喰町 Bridge COFFEE ... - かもめと街
・馬喰町の古ビル・カフェ「Bridge」が目指すのは、公園のような癒しの空間

【×】株式会社コジマ 荷受・発送部

『株式会社コジマ 荷受・発送部』
旧称：
住所：東京都中央区日本橋横山町4-8

撮影：2014年1月
現況：2019～2020年頃解体、現存せず

【備考】
建物の脇に「宮入第二ビル」と書かれた青い看板があるため
このビルをその名前で紹介している記事が散見されるが、
それはこのビルの裏側にある建物の名称である。
荷受発送部の隣に細い路地があり、その奥に宮入第二ビルの裏口があるらしい。

【参考】

第31イチオクビル

『第31イチオクビル』
旧称：浅草橋ビル
住所：東京都台東区浅草橋1-1
構造：地上5階　鉄筋コンクリート造
設計：曽禰中條建築事務所
施工：
竣工：昭和4年（1929年）
制度：

撮影：2014年1月
現況：2014年解体、現存せず

【備考】

【参考】
・浅草橋ビル、東屋商店／浅草橋1丁目（ぼくの近代建築コレクション）









浅草橋 第31イチオクビル （旧・浅草橋ビル）