第４０回高松宮記念

第４０回高松宮記念が春のGIシリーズ開幕戦として３月２８日中京競馬場で行われる。
芝１２００メートルGI。
エイシンタイガーが重賞初制覇をGI初制覇にするべく出走する。
これまでオープン特別は３勝の実績を残している。
しかしこれが重賞となると一歩及ばずのレースを続けてきた。
だが左回りコースは昨年、古馬初挑戦となったCBC賞２着も含めて着外なしと安定している。
平坦・左回りコースと得意な条件が揃った今回のGI挑戦。
善戦マンを卒業できるだろうか。

第２４回フラワーカップ

第２４回フラワーカップが３歳牝馬限定で３月２０日中山競馬芝１８００メートルを舞台に行なわれる。
３歳牝馬クラシックのステップレース。
前走、チューリップ賞４着で桜花賞出走権を逃したオウケンサクラが改めてクラシック参戦を狙う。
昨年１１月２８日京都芝２０００メートルの新馬戦でデビュー。
しかし初戦は４着に敗れた。
初勝利はデビュー３戦目、今年１月１６日京都芝１８００メートルの未勝利戦を勝ち上がった。
すると続く２月２０日京都芝１６００メートルの５００万特別に出走して勝利。
連勝を果たした。
２連勝の勢いに乗って前走、３月６日阪神芝１６００メートルのＧＩＩＩ桜花賞トライアル・チューリップ賞に挑戦。
しかし０秒４差４着に敗れて惜しくも桜花賞への優先出走権を逃した。
今回はのフラワーカップはトライアルではないが勝てばもちろん賞金が上積みされる。
こんどこそクラシックへの道を開く。

第２８回中山牝馬ステークス

第２８回中山牝馬ステークスが３月１４日中山競馬場で行なわれる。
４歳以上牝馬によるハンデ戦。
芝１８００メートルが舞台。
コロンバスサークルが重賞レースに初めて挑む。
昨年５月２３日東京競馬芝１８００メートルの未勝利戦で初勝利を挙げた。
デビューから７戦目と遅い初勝利であった。
しかしそれ以降７戦して、正確には初勝利の１戦前を入れて８戦して掲示板外がない。
さらに１戦を除いて全て３着以内を確保する堅実なレースをしてきた。
前走の２月７日東京芝１８００メートルの準オープンでは直線前が壁になる大きな不利を受けながら差し切り勝ち。
現在の充実ぶりを表した。
今回は重賞初挑戦だがハンデは軽量の５３キロ。
半妹のアプリコットフィズは今年の牝馬クラシックで中心的な存在。
血の勢いも手伝って遅咲きのコロンバスサークルが一気に表舞台の主役となれるか。

第４７回弥生賞

第４７回弥生賞が中山芝２０００メートルを舞台に３月７日に行なわれる。
３歳クラシック３冠ロード初戦ＧＩ皐月賞トライアル。
未勝利・５００万特別と現在２連勝中のコスモヘレノスがクラシック参戦をかけて出走する。
昨年８月２３日新潟競馬芝１６００メートルの新馬戦でデビューしたが初戦は５着。
その後もなかなか勝てず、初勝利はデビュー４戦目の１２月１３日中京芝２０００メートルの２歳未勝利戦だった。
しかしこの勝利で勝ち味を覚えたのか続く１月９日中山芝２０００メートルの３歳５００万特別寒竹賞を勝って連勝を果たした。
父は朝日杯３歳ステークス（当時）や有馬記念を制したグラスワンダー。
一度調子を上げると暫く持続するのがこの血統の特徴でもある。
外国産馬だったため父が果たせなかったクラシック制覇にむけてまずは出走を確実にする。