CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-201「ジーサンズ はじめての強盗」(アメリカ)

2017年07月02日 01時17分06秒 | アメリカ映画
好きなときに好きなだけパイを食べる
 同じ会社で40年以上も真面目に働き、定年後は慎ましくも不安のない年金生活が送れるはずだったジョー、ウィリー、アルの親友3人組。
 しかし会社が買収された途端、年金の支払いが一方的に打ち切られてしまう。おまけにジョーは、住宅ローンの理不尽な仕組みのせいで自宅差し押さえの危機に直面していた。
 そんな時、偶然にも銀行強盗の現場に居合わせた彼は、その手際の良さに感心し、自分たちも奪われた年金を取り戻すべく、銀行強盗を決行しようとウィリーとアルに持ちかける。
 そしてまずは腕試しにと、行きつけの食料品店で万引きを試みる3人だったが。(「allcinema」より)


 同じ会社で働き、定年後の生活を送っているジョー、ウィリー、アルの3人。
 しかし、会社は年金を打ち切り、更にジョーは住宅ローンを支払えず、家を差し押さえられる寸前。

 ジョーが銀行を訪れていた時、銀行強盗がやって来て、手際よく金を奪っていく。

 そこでジョーは自分たちも銀行強盗をして年金分の金を奪うことをウィリーとアルに提案。
 こうして銀行強盗をするべく、計画を立てる3人であるが、果たして本当に銀行強盗を決行するのか、そしてその顛末はどうなるのか。


 主人公の3人を演じたのは、全員80歳越えの、「RED レッド」のモーガン・フリーマンに「ダークナイト」のマイケル・ケイン、そして「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキンと、皆アカデミー助演男優賞を獲得している面々。

 
 定年後の悠々自適な生活とは程遠く、わずかな年金で汲々と暮らしている3人。

 十何年もすると、こちらも定年の老後生活となるのだが、年金に関しては不安があるな。
 何となく彼らの姿に自分の老後を重ね合わせてしまう感じである。

 それでも銀行強盗をやろうという気は起きないかもしれないが、ウィリーたちは決行することに決め、協力者も見つけ出し、体を鍛えるなどして奮闘する。

 老人たちが思いもよらぬことをしようとする話が面白く、笑わせてもくれる作品だった。

 本当に強盗するのかなというところも気になったが、その後の展開も気になるところ。

 コメディではあるが、意外と本格的な犯罪モノでもあったかな。

 なかなか面白いクライム・コメディであった。


 ラスト・シーンはミス・ディレクションのような感じなのだが、こういう時、黒いネクタイもアメリカでは有りなのか。

/5

監督:ザック・ブラフ
出演:モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン、アン=マーグレット、ジョーイ・キング
    マット・ディロン、クリストファー・ロイド、ジョン・オーティス、ピーター・セラフィノウィッツ
於:新宿ピカデリー

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