CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-030「エクストリーム・ジョブ」(韓国)

2020年01月21日 00時10分32秒 | 韓国映画
チキンは庶民の味方なのに
 家でも職場でも肩身の狭いコ班長率いる麻薬捜査班は、まったく実績をあげられず解体の危機に直面していた。
 そんな時、国際犯罪組織の情報をつかみ名誉挽回の張込み捜査を開始することに。するとタイミング良くアジトの前にあるチキン店が閉店すると知り、そこを引き継ぎ潜入捜査に乗り出した捜査班のメンバーたち。
 ところが単なる偽装営業のつもりが、絶対味覚を持つマ刑事の思わぬ才能が発揮され、チキン店はまさかの大繁盛。店の切り盛りに追われ、捜査どころではなくなってしまい。(「allcinema」より)


 解体危機の麻薬捜査班のメンバーが、犯人逮捕のために偽装したのがチキン店。

 しかし、そのチキン店がまさかの大繁盛で、コ班長をはじめとする捜査班のメンバーは捜査そっちのけで店の切り盛りに追われることになり、しまいにはどちらが本業か判らなくなってくる。

 そんな崖っぷちである麻薬捜査班メンバーが繰り広げるドタバタ捜査を描いたアクション・コメディ。


 初っ端の犯人逮捕劇からドタバタ騒動を見せるコ班長たち。
 冒頭から笑えるシーンを見せてくれるが、その後もどんどん笑いを突っ込んでくる。

 捜査の偽装のためのチキン店が大繁盛すると、彼らの気持ちはすっかりチキン店員。

 実際、食品衛生法など問題無いのかと思ってしまうが、そういう細かい部分はスルーということかな。

 そんな状況なので、犯人逮捕の大チャンスというところで、店の切り盛りために取り逃してしまう。

 ついに、進退窮まった状態となり、果たしてそこからどうするのか。

 捜査のために客が来ないようにするために取った行動で、せっかくのチキン店も悪評立つようになった中、彼らのチキン店に近づく人物が現れる。
 そしてそれが思わぬ方向へと事態が進んでいくきっかけとなる。

 果たして刑事として起死回生の働きを見せるのか、それともチキン店を本業とするのか。

 刑事たちも犯人たちもキャラが際立ち、終始笑いに徹し、本格的なアクションも見せてくれるが、その合間にも笑いを織り込み、楽しませてくれる一本であった。
 
/5

監督:イ・ビョンホン
出演:リュ・スンリョン、イ・ハニ、チン・ソンギュ
   イ・ドンフィ、コンミョン、シン・ハギュン、オ・ジョンセ
於:シネマート新宿

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