耳に穴を開けると運命が変わるぞ
高橋伴明監督の「DOOR」に続くシリーズ第2弾。
1991年に製作されたが、ビデオシネマということで劇場公開は無かったよう。
制作会社の倒産によって行方不明になっていた原版を探し、今回デジタルリマスターとして初めて劇場公開に至った模様。
20歳の女子大生、あいは、伝言ダイヤルを通して、コールガールとして働いている。
そんなあいが、扉を抜けると、男は変わる、あるいは扉の向こうにいる男性がどんな男性かは判らないというようなことを語っており、それがタイトルとなっているようである。
ある日、贋作美術商の男に呼ばれ、ホテルに入っていくあい。
そこからあいは事件に巻き込まれていくのではないかなと思っていたが、微妙にサスペンスフルな部分もあったが、全体的には一人の女性が自立していくような話であったな。
倒錯的な客や、暴力的な客に遭遇しながら、そして愛してしまう男にも遭遇し、やがて成長していく。
コールガールが主人公ということで、エロチックなシーンが多々繰り広げられる。
ピンク映画を60本近く撮ったという高橋監督であるが、本作もピンク映画に近いエロチックさであった。
あいを演じた青山知可子はよく知らなかったが、風見しんごや倒錯的な客として峰岸徹や寺田農などよく知った俳優も出演。
大杉漣も出ていたようだが、気付かなかったな。
「DOOR」で夫婦を演じていた高橋惠子と下元史朗もちょいと出演している。
クライマックスの親友二人の結婚パーティでのあいのスピーチは、全くありがたくない内容であったが、彼女が変わったところを表すシーンだったのかな。
ラストのシーンは、ちょっと驚きの行動でもあったが、新たな場所へ泳ぎ出すという意味もあったのかな。
あいの運命がどうなるのか気になる話でもあり、興味惹かれる展開であった。
/5
監督:高橋伴明
出演:青山知可子、ジョー山中、風見しんご、岩本千春、飛田ゆき乃、山田辰夫、趙方豪、下元史朗、小川美那子、大島揺子、大杉漣、寺田農、峰岸徹、犬塚弘、高橋惠子
於:新宿K‘s cinema
高橋伴明監督の「DOOR」に続くシリーズ第2弾。
1991年に製作されたが、ビデオシネマということで劇場公開は無かったよう。
制作会社の倒産によって行方不明になっていた原版を探し、今回デジタルリマスターとして初めて劇場公開に至った模様。
20歳の女子大生、あいは、伝言ダイヤルを通して、コールガールとして働いている。
そんなあいが、扉を抜けると、男は変わる、あるいは扉の向こうにいる男性がどんな男性かは判らないというようなことを語っており、それがタイトルとなっているようである。
ある日、贋作美術商の男に呼ばれ、ホテルに入っていくあい。
そこからあいは事件に巻き込まれていくのではないかなと思っていたが、微妙にサスペンスフルな部分もあったが、全体的には一人の女性が自立していくような話であったな。
倒錯的な客や、暴力的な客に遭遇しながら、そして愛してしまう男にも遭遇し、やがて成長していく。
コールガールが主人公ということで、エロチックなシーンが多々繰り広げられる。
ピンク映画を60本近く撮ったという高橋監督であるが、本作もピンク映画に近いエロチックさであった。
あいを演じた青山知可子はよく知らなかったが、風見しんごや倒錯的な客として峰岸徹や寺田農などよく知った俳優も出演。
大杉漣も出ていたようだが、気付かなかったな。
「DOOR」で夫婦を演じていた高橋惠子と下元史朗もちょいと出演している。
クライマックスの親友二人の結婚パーティでのあいのスピーチは、全くありがたくない内容であったが、彼女が変わったところを表すシーンだったのかな。
ラストのシーンは、ちょっと驚きの行動でもあったが、新たな場所へ泳ぎ出すという意味もあったのかな。
あいの運命がどうなるのか気になる話でもあり、興味惹かれる展開であった。
/5
監督:高橋伴明
出演:青山知可子、ジョー山中、風見しんご、岩本千春、飛田ゆき乃、山田辰夫、趙方豪、下元史朗、小川美那子、大島揺子、大杉漣、寺田農、峰岸徹、犬塚弘、高橋惠子
於:新宿K‘s cinema
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