CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-070「悪霊館 ダークネス・ライジング」(アメリカ)

2018年03月13日 01時43分33秒 | アメリカ映画
5人死なねばならない
 マディソンは、幼少期に母親がマディソンの妹を殺し、自身も殺されかけたトラウマに苦しみ続けていた。
 マディソンは大人になり、婚約者と従姉妹とともに、もうすぐ取り壊されることになっている事件の起こった屋敷に行くことになる。二人はマディソンが過去の悪夢から解放されることを願うが、逆に、マディソンの母を狂気に導いた悪霊の罠にかかってしまう。
 こうして過去の惨劇が繰り返されようとしていた。(「KINENOTE」より)


 25年ぶりに実家へ足を踏み入れた女性、マディソンとその婚約者のジェイク、そして従姉妹のイジーの3人。

 かつてマディソンの母親が、赤ん坊であった妹を殺し、更にその母親を父親が殺すという惨劇のあった場所。

 その後誰も住むことのなかったその家の取り壊しが決定し、マディソンは二人と共に、深夜に忍び込むのだが、そこで思いもよらぬ恐怖に直面することになる。


 ホラーではあるが、正直それ程怖くなかったし、話の展開も今ひとつ判りづらかったな。

 どうやらマディソンは、最近悪夢にうなされ、しかも父親が、事件は家がやらせたものと言うのを聞き、その家に何かあるのではと思い、ジェイクとイジーを誘って忍び込んだ模様。

 最初はマディソンだけが怯え、ジェイクとイジーは何も問題は無いと言う。

 このあたりはホラーの常套の序盤の展開であるが、その後は徐々にではなく、あっという間にジェイクもイジーも、家に何かがいることを悟り、恐怖で混乱していく。

 その後は、何かの姿が見えたり、何かに乗り移られたかのような状態となるのだが、何かを仄めかすようなことばかりで、なかなか恐怖の核心へと近づいていかない。

 その間、恐怖に襲われたマディソンたちが狂乱するだけである。

 何かに乗り移られたようになったイジーやジェイクが、「嫌でも見させられる」「5人死なねばならない」などと口走るのだが、それが何で、何故なのかがなかなかハッキリせず、ちょっとイライラさせられたな。


 結局、その家にいたものが何だったのかハッキリしなかったし、驚かせるような恐怖シーンも少なく、ややホラーとしては物足りなさを感じる作品だった。

/5

監督:オースティン・リーディング
出演:タラ・ホルト、ブライス・ジョンソン、カトリーナ・ロー、テッド・ライミ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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