CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-121「ザ・フォーリナー 復讐者」(イギリス・中国・アメリカ)

2019年05月08日 01時03分38秒 | イギリス映画
ドラゴンを起こす必要はない
 ロンドンで中華レストランを経営し、高校生の娘と2人だけの穏やかな日々を送るクァン。
 だがある日、その大切な愛娘が無差別テロの犠牲となってしまう。犯人への復讐を誓うクァンは、やがてテロを実行した北アイルランドの過激派組織と繋がりのある大物政治家リーアム・ヘネシーにたどり着く。
 犯人の名を明かすよう迫るが、リーアムは平然としらを切りとおす。失うもののないクァンは、そんなリーアムに対し、彼のオフィスに小型爆弾を仕掛け、自らの固い意志を過激な行動で示す。クァンはかつてアメリカの特殊部隊に所属していた一流の工作員だったのだ。
 クァンはこれまで封印してきた戦闘スキルを駆使し、実行犯を突き止めるべくリーアムを追い詰めるとともに、テロ組織へと迫っていくのだったが。(「allcinema」より)


 高校2年生の娘をテロ爆破によって亡くした、ロンドンに暮らしていた中国系移民のクァン。

 そのクァンが復讐のため、自ら犯人を見つけ出そうとする。

 そして北アイルランド過激派組織に繋がっていた副首相のリーアムに行き着き、彼に犯人を教えるように迫る。

 リーアムにすげなくされたクァンは、犯人の名を教えてもらうため過激な行動に出る。

 
 たんなる中華レストランのオヤジだと思っていたクァンであるが、情報を収集し、リーアムに行き着くと犯人の名前を吐かせるため、事務所のトイレを爆破したりする。

 その装置がかなり手馴れた作りのもので、後からクァンはアメリカ特殊部隊に属していたことが判る。

 テロの実行犯はアイルランドの過激派組織のメンバーであるようだが、リーアムはその犯人を知らないと言う。

 それでもリーアムに迫るクァンは、リーアムが避難した農園の居場所も突き止め、爆破などを行い、追い詰めていく。

 犯人なのか繋がりがあるのか判らぬ相手と対決するクァン。

 リーアムもクァンに対処するため、兵隊や追跡者を送る。

 クァンとリーアムが対決していると同時に、新たなテロが進行していく様が描かれる。

 果たして、リーアムはテロの首謀者なのか。

 クァンを演じたのは、「ポリス・ストーリー REBORN」以来のジャッキー・チェン。
 本作はコミカルな様子は全く見せず、見た目も疲弊した風貌。

 カンフーはほとんど見せずにアクション対決を見せている。

 そんな中で、徐々に明らかになるテロの真相。

 その真相の面白さと、クァンが最後に取る行動など、なかなか緊迫感あふれる作品で面白かった。

/5

監督:マーティン・キャンベル
出演:ジャッキー・チェン、ピアース・ブロスナン、オーラ・ブラディ、レイ・フィアロン
   チャーリー・マーフィ、スティーヴン・ホーガン、ロリー・フレック・バーン
於:新宿ピカデリー

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