CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-028「ザ・ミスフィッツ」(アメリカ)

2022年01月31日 22時44分16秒 | アメリカ映画
〝正義〟は盗めない
 犯罪プロフェッショナル集団の「ミスフィッツ」は、極悪人から盗んだ大金を弱者たちに与えることをモットーとする、謎に包まれた現代の義賊的存在。そんな彼らが、凶悪テロリストの資金源となっている大量の金塊を次のターゲットに定める。
 金塊は、中東の砂漠にある、強固なセキュリティで守られた私営刑務所の中に隠されている。この仕事が一筋縄でいかないものであることを悟った彼らは、一匹狼で伝説的な盗みのスペシャリスト、リチャード・ペイスに声をかける。
 テロリストの手に金塊が渡るまでの限られた時間の中、計画を成功させるためリチャードとミスフィッツは手を組む。(「作品資料」より)


 〝ミスフィッツ〟と名乗る犯罪集団が、中東の砂漠にある刑務所に保管されている金塊を盗み出そうとする様を描いたクライム・アクション。

 私営刑務所を営んでいるシュルツは、その刑務所に金塊を隠し、それをテロリストの資金源として渡そうと目論んでいる。

 それを阻止しようと強奪計画を立てるのは、現代の義賊とも言えるミスフィッツの面々。

 彼らは、一匹狼の盗みのスペシャリスト、リチャード・ペイスを仲間に引き入れ、計画を実行しようとする。

 ペイスとシュルツは浅からぬ因縁がある関係で、シュルツはペイスを見つけ出し、殺したがっている。

 そんな中で、私営刑務所から金塊を盗み出そうとするペイスたち。

 どのような仕掛けで強固な刑務所から金塊を盗み出すのか、気になる展開であったが、全体的には少々物足りない感のある作品だったな。

 それなりに策を弄して、強固だと言われる刑務所に潜入し、そして金塊を奪い、それを持ち出そうとするのだが、意外とすんなりいって、若干拍子抜けの感がある。

 悪い意味での安心感のある展開であったかな。

 砂漠でのカー・チェイスや、大爆発や、肉弾戦など、アクションの要素としては事欠かない。

 それでも、もう少し緊迫感のある展開が欲しかったかなという印象。

 ラスボスとなりそうな凶悪な人物がいたのだが、結局ペイスたちとは対峙することにはならなかったんだな。

/5

監督:レニー・ハーリン
出演:ピアース・ブロスナン、マイク・アンジェロ、ハーマイオニー・コーフィールド
   ジェイミー・チャン、ティム・ロス、ニック・キャノン、ラミ・ジェイバー
於:グランドシネマサンシャイン池袋

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