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リンカン政治霊言の簡易レポート

2011年02月15日 11時45分29秒 | 宗教・信仰

リンカン政治霊言の簡易レポート

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ガンちゃんとレオのブログさんからの転載

http://platon-swedenborg.seesaa.net/article/185662187.html
91分の霊言でした。質問者は二人。党首と局長。

 
主として、幸福実現党支援のための政治霊言なので、一般書籍ではなくて、
後日、会内経典という形で発刊されると思います。すぐに発刊されるかどうか
は分かりません。行基/聖徳太子の政治霊言は半年経ってからの発刊
だったので、拝聴できる方は今のうちに直接拝聴した方が良いと思います。

まだ公開中なので、今回は簡単な感想・コメントだけに留め、しばらく
経った後で少し詳しい内容を書こうと思います。

最初に、オバマ大統領の評価が述べられました。黒人の大統領が出るのは
歴史的必然だったし、その意味では名前が残る大統領だろうと言ってました。
政治的力量に関しては、世界のリーダー国家を率いるには経験・能力的にも
、ちょっと任が重過ぎるので … と言いつつも、リンカーン大統領の人柄
なのか、酷評的なことは一切言いませんでしたね。

アメリカは優秀な人材が流れ込む自由がある限り、まだまだ発展の余地は
あるそうです。社会としての問題点はむろん色々ありますが、この人材が
集まってくる国、という点が何より重要だと主張していました。
日本も優秀だけど民族的純血主義があるので、この点でまだ欠けている
部分がある、みたいなことも言ってました。

イスラム圏の動きに関しても、かなり多くの内容を語ってました。外部から
の改革ではなく、今の動きのように、イスラム自身が自ら内部改革を行って
ゆく方が、いっそう望ましいと言っていました。
この自由化の動きが、中国にも波及するだろうとリンカーンは予測していま
すね。相当広い視野に経って、世界全体の動きを鳥瞰して語っているような
スケール感、見識の高さ・広さ・深さを、たえず感じさせられましたねー、
霊言全体の印象として。常に穏やかで淡々と話してました。

北朝鮮・中国・イラン、この三国の動き、およびロシア、と今後どのように
付き合うべきか。

またイランvsイスラエルの関係。核武装にまつわるキナ臭い中東情勢は
今後どうなるのか?イランの核開発に関して、アメリカはどう出るか、
イスラエルはどう動くか、このあたりはかなり詳しく因果関係を解きほぐ
しながら、諸国家の背後関係を解読してましたね。イラクの話もさか
のぼって出ていたし、イスラエル建国当時からのアラブ側の怒り、あるい
はかの地での宗教紛争を、幸福の科学の教えが広まることによって阻止
できるのか、どれだけの影響を与えることが可能なのか、そこで日本は
どのような役割をすべきなのか、こういったことを色々語っておられました。
こうした国家間の相克なり、それぞれの国の思惑・今後の行動予測を、
世界的な立場に立ってリンカーンは語っていましたが、そこには微妙な
ニュアンスというか解釈・説明の妙味があるので、安直にここで、戦争は
起きると言った、起きないと言った、などと書いてしまうと誤解を招きかね
ないので、やはり内容自体をつぶさに見るのが良いと思います。悲観論
ではないし、安直な楽観論でもない、そのはざまに立って、リンカーンは
どのように世界を見ているか、やはり百聞は一見にしかずだと思います。

日本にとって、中国の軍備拡張は脅威だろうが、中国からしたら、アメリカ
の脅威に対しての防衛力増強という気持ちも相当あるらしいとのこと。
完全に西側に入ることは、共産党独裁制の崩壊を意味するので、いまの
中国政府はそれは飲めずに、統一国家としての覇権をあくまで狙っている
こと。習近平の時代に、中国はピークを迎えるだろうが、この時代を日本は
どのように乗り越えるべきか。

アダム・スミスと同じく、いま実際に戦争をやったら、やはり1ヶ月もしないで
アメリカ圧勝に終わるはず、と言ってました。中国は対等レベルへ持って
いきたいのだろうが、アメリカとの軍事技術の差はまだ相当な開きがあって、
そう簡単に対等の戦いをできるところまでは行かないそうです。

ただアメリカ軍が去れば、やはり日本は独自で軍事力を備えない限りは、
間違いなく中国の属国になるだろう、とも言ってました。

幸福実現党の主張は明らかに大きな影響を与えていて、いずれ、あなた
方の力が国民から求められるようになるだろう。いまはまだ議席もないが、
大きな流れとしては、殆ど実現党が主張しているような方向へ変わりつつ
あるので、保守回帰は達成できるのではないか?

日本経済も後退しているというが、これも大部分は政治家と官僚たちの
ミスによって発生した不況なんで、日本の本当の経済的な底力はもっと
もっと上。こんなもんじゃない、とおっしゃってましたね。20年間、経済
発展を止めてきちゃったんだから、いまは財政問題よりも、国を成長させ
る政策を考えるべき、と言ってました。

他にも色々ためになる話しをされていましたが、とりあえずはこんなところで。

(追記)

あ、大事な点を言い忘れてました。ある意味、本霊言でわたしが一番感銘
を受けた部分の紹介を忘れていました。
過去の話のところですが、南北戦争と自らの暗殺事件に関しての、
大統領本人の言葉です。

有名な『風と共に去りぬ』は南部の視点から書かれた本だよね。
だから、リンカーン憎し!という観点の小説がもっとも有名な作品にもなっ
てるわけだ。
当時にしても、かなりの怨恨はあったわけでね、しかしそれでも国を二分
するよりは、統一のための戦争をやるしかないだろうと、南北戦争は行われ
たわけです。誰にも満足が行くような政治を行なうなんていうのは、現実的
には無理なので、利害衝突から戦争が起きるのはやむをえないところが
ありました。やむをえない … そして、最後は神に祈るだけだったのです。

しかし南北戦争で死んだアメリカ人は、60万人を超えてるんですよ。
それだけの人数が亡くなった戦争は、他にはないんです。アメリカ史上、
最大の死者が出た戦争だったわけです。

この責任はね、私にあると思うんです。

北側の大統領として頼りないということで、南は独立戦争を起こしたんだろ
うしね。だから国を二分するような戦争が起きてしまったのは、私の責任
でもあるだろう。だから私自身が死んでつぐなうのは、当然だと思っていた。
使命はすでに果たしていたのでね。

私は、殺されるのを知ってて、劇場へ行ったんだよ。

私が殺されることで、南部の人たちの恨みが幾らかでも消えるなら、それ
でアメリカの統一が成されるなら、あまんじて殺されよう。そう思って、劇場
に足を運んだんだ。警備の者たちが任務をボイコットしてまで、わたしの
劇場行きを止めようとしたにも関わらずね … 。


このリンカーンの責任感、民の苦しみを引き受けようという、圧倒的な包容力、
度量、これこそリンカーン大統領がいまだに最も愛され、最も尊敬される
大統領であることの、理由なのではないかと思いました。
統一国家のためには、多くの国民が死ぬのもやむなし、なんて無責任な
考えは、リンカーン大統領はもっていませんでした。やむにやまれず起きた
統一戦争のさなかにも、その全責任は自分にあると受け止め、最後は
その命をささげても、国家の統一を願ったのです。
こうした偉大な政治家が実際に存在したことを思えば、単に覇権主義を
唱えるだけの独裁者など、その主張の正当性などは欠片も無いほどに
打ち砕かれるだろうし、リンカーンの魂の足元にひざまづいて、その政治
家魂を見習ってもらいたいものだと思いました。

 
 
(2/14 追記、注意書き)

このリンカーンの政治霊言が収録されたのは2/2
エジプト大統領ムバラクが辞任したのは2/11

これを受けて、2/13に行なわれた「教育の法」セミナーでは、チュニジア・
エジプトと続いた独裁政権の崩壊は、必ずしも民主化・自由化の流れと
いって賛美するべきものではなく、むしろ時代が混沌としていく過程に私
は感じる、と話されていました。

リンカーン大統領は、人材の流入する国柄である限り、アメリカの発展は
まだまだ続きうる!と語ってますが、これは必ずしも、未来におけるアメリカ
の繁栄を約束しているわけではなく、アメリカ大統領の目から見た、
アメリカ繁栄論なのかもしれません。
これに対する総裁先生のアメリカ観は、エジプト支援をあっさり打ち切り、
自由化に乗ってしまったオバマの不見識、ここにアメリカの撤退・衰退の
流れを見るというものでした。
リンカーンも、オバマを評価したのはその人間性なり、人格的な面であって
、世界のリーダーとしての素質においては、かなりの疑問符を付けていました。

あるいはイスラエルvsイラン、およびアラブ諸国との関係に関しても、
リンカーンは、イスラエルもさすがに三国に周りを囲まれたら、かなりきつい、
アメリカはイスラエルに付くかもしれないが、アメリカが攻撃する前に、
イスラエルが攻撃を開始するだろう、と言ってました。
総裁先生はセミナーで、エジプトのムバラク政権の崩壊によって、
イスラエルの消滅の可能性が現実的に起こり得る可能性が出てきた、
と言ってました。


イスラエル建国は、第二次大戦の勝利者側の米英らが中心となって、
アラブ諸国を力で抑え込む形で成立させた、なかば無理やり作った国家
です。イスラエル建国宣言と同時に、アラブ諸国が連合してイスラエル
に侵攻しましたが、米英の軍事的支援を受けたイスラエルが逆に
返り討ちにして、逆にエジプト領やヨルダン領に逆侵攻し、軍事的には
イスラエルの勝利に終わったようなものですね。

その後、何度も中東戦争は起きましたが、アメリカの支援を受けつつ、
長らくイスラエル融和政策を採ってきていたエジプト政権が、ふたたび
アラブ寄りの反イスラエル政権に変わってしまえば、またもやかつての
ようにイスラエルを三方から同時侵攻しての、イスラエル殲滅戦争が
行なわれうる、ってことなんでしょうか?
しかも当時と違って今度は、核を使っての攻撃がありうるので、かつて
の中東限定での戦争では終わらず、これが核によるハルマゲドンの
始まりになりかねない、そうした危機が
 
目前に迫っているのかもしれません … 。


( ・`ω・´)

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