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「ピータの法則」と次元構造との類似性について

2014年06月23日 13時52分11秒 | 宗教・信仰

「ピータの法則」と次元構造との類似性について

 

幸福の科学 支援サイトさんより

2014/05/18 毎週日曜日発行  転載、させていただいた記事です

 http://hsfanclub.daa.jp/20140518.html

 

 比較的新しい幸福の科学の会員さんのEさんが来られました。 Eさんは、 「ピータの法則」を友人から教えてもらい、
その法則が幸福の科学で説く多次元宇宙の世界( 『太陽の法』第一章)に一部類似している面があることを発見し、
やって来られたのです。
以下は、Eさんとの会話の内容です。

【Eさん】 過日は、 『太陽の法』の中にある「亀と漁師のたとえ話」の意味を教えていただきありがとうございました。
おかげさまで、次元が異なるということの意味の重みがよく分りました。
 
【お助けマン】 それは良かったじゃないですか。 ところで、今日はどのような用件で来られたのですか?

【Eさん】 はい、実は、私の友人のご主人が「ピータの法則」について説明をして下さったのですが、
聞いていますと『太陽の法』で説かれている次元構造の世界の考え方と似ているような気がしましたので、
それでやって来たということなのです。

【お助けマン】 ところで、その「ピータの法則」とは、どう言った法則なのですか?
 少し説明をしていただけませんか?

【Eさん】 はい、1969年に南カリフォルニア大学教授の教育学者ローレンス・J・ピーターとレイモンド・ハル
との共著になる 書籍 「ピータの法則」で発表された法則なのですが、 「階層社会では、すべての人は
昇進を重ね、おのおのの無能レベルに達する」という法則らしいのです。

【お助けマン】 うーん、その説明だけで理解するには少し難しいですね。 それをもっと簡単に言えばどういうことですか?
 
【Eさん】 はい、たとえば、 「工場勤務の優秀な職工が昇進して管理職になると、これまで得た技術が
新しい仕事に役立たず無能になる」 という法則らしいのです。

【お助けマン】 なるほど。それは分りますね。
 プロ野球でも同じことが言えるでしょうね。 スター級のホームラン・バッターが、今度は監督になったとたんに、
そのチームが負け出したということも現実にあって、 「いいプレイヤーは、必ずしもいい監督にはなれない」と
よく言われていますからね。

【Eさん】 そうなのです。 製造工場の現場で非常に優秀な匠(たくみ)と言われた人が、 工場長になった
とたんに何もできなくなってしまったということもままあるようです。

【お助けマン】 それは分りましたが、その「ピータの法則」と次元構造の世界とが、 なぜ似ていると感じられたのですか?

【Eさん】 はい、上手に説明ができないのですが、 「ピータの法則」における「職人がそのまま管理職になることは
難しい」という法則は、 何か次元の壁があって、それを超えることが難しいと言われていることと共通性が
あるように思ったからです。

【お助けマン】 さすがEさん、鋭いですね。 そう言われてみれば、両者は似ていますね。 次元を超えることの
難しさは、その認識力の違いにあって、 あの『太陽の法』にある亀と漁師ほどの認識力の違いにあるということなのです。
ですから、次元を超えることは極めて難しいということです。

【Eさん】 じゃ、なぜ、それほどまでに次元の壁を超えることは難しいのですか?

【お助けマン】 簡単に言えば、上の次元に移るために、 たとえどれほど現在居る次元の中で努力したとしても、
その次元を容易には超えられないということなのです。
 
【Eさん】 それは、どういうことですか?

【お助けマン】 はい、つまり、その次元の延長線上には上位の次元はないということなのです。
ですから、『太陽の法』の「亀と漁師のたとえ」の中の亀は、世界を探検すると言って自分の死力を尽くして
島の回りを歩きました。 本当に一生懸命に努力して海岸線を亀は歩きました。
 しかしながら、亀は、結局、世界を見渡せずに死んでいきました。 つまり、たとえ島の周りを何十、何百、
何千、何万回廻ったとしても、島の全体像を見渡せなかったのです。 そこで、例えば、足場を組むとか、
気球に乗って見渡すとか、 平面的な認識から脱して上空から見渡したならば島全体を知ることが出来た
でしょう。 すなわち、従来での考え方を廃棄して、新しい考え方や発想を使うことをしなければならないと
いうことなのです。 ですから、これを別の言葉で言うならば「イノベーション」と言う言葉になるでしょう。

【Eさん】 段々と分って参りました。 つまり、「ピータの法則」は、いくらその次元内で努力したとしても、 次元の
壁を超えない限り上位には登れないということを意味しているのですね。

【お助けマン】 そうです。そのとおりです。 ですから、工場の優秀な職人が工場長になるためには、 別の
新しい考え方での勉強が必要だということなのです。 それが実は、「マネージメント」の知識なのです。

【Eさん】 これで分りました。 過去に作業レベルで優秀だった人が、管理職となって人を動かす立場になった
とたんに仕事ができなくなったのは、 管理職という上位の次元の知識が必要だという認識がなかったという
ことなのですね。 そして、これは幸福の科学の組織にも当てはまるということなのですね。

【お助けマン】 そう、おっしゃるとおりです。 ですから、阿羅漢から菩薩に移るときも同じで、たとえ阿羅漢を
いくら極めても菩薩にはなれないということなのです。 菩薩になるためには、従来での真理の勉強や修行を
マスターするだけでは不十分で、 「愛」という新しい価値観に基づいた実践をしなければならないということなのです。

【Eさん】 これで分りました。 だからその意味で菩薩への壁は相当厚くて厳しい壁だと言われているのですね。
ですから、大事なことは、上位の次元に移行するためには、 従来の次元での価値観を、一旦否定して、そして、
上位の次元の新しい知識と徳目を身につけなければならないということだったのですね。
 仕事も悟りと同じように次元の壁を乗り越えてこそ上位の仕事ができるということがよく分りました。 今日も
本当に勉強になりました。それでは、これにて失礼いたします。

 と、言ってEさんは帰られました。
 「仕事」と「悟り」はまったく別のものだと考えている人も多いと思います。 しかしながら、まったく違う分野から
出てきた「ピータの法則」の考え方が、 悟りの次元構造と類似していることを発見するに当たって、 まことに
この世界は、唯一の根本神のお考えによって創造されたということを再度確認させていただいたように思います。
そのように考えると、今まで別分野だと思われてきたもの同士が、 新しい教えによって融合し統合されていくのも
時間の問題だと言えるのではないでしょうか。
 例えば、悟りと仕事、宗教と政治、そして、宗教と教育などがその事例に当たると思うのです。
そして、これより後、諸学の統合が加速度的に進むのではないかという予感がしています。

 では、次回も問答が続きます。
 主エル・カンターレに感謝。

(終わり) 


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