信州気まま暮らし

〔バイクDIYメンテ忘備録〕キムコGD125 禁断のボスワッシャー!

台湾製スクーター キムコGD125(グランドディンク)メンテの続編です。

    ボスにワッシャー
このスクーター原付ニ種なのに最高速度が40km/hになってしまい原付一種に抜かれる始末!
悔しいやら情けないやら。


   伸びよりも幅が削られクラック発生
ドライブベルトが入荷したので早々に交換してテスト走行する。
ウェイトローラーも標準に近い12gにした。
結果、最高速度は45km/hでたったの5km/hアップ(泣)
出足は遅いし40km/h・6000rpmで一旦もたつく感じがする。
センタースタンド状態では良くエンジン回るから原因はやはり駆動系だろう。
しかしこの症状はウェイトローラーのg変更で対応できるレベルでない。

よ〜く考えると交換前のベルトのヒビ割れやプーリーケース内の真っ黒のカスは半端なかった。MTと違い潤滑油で満たされていないスクーターの駆動系は所詮消耗品なのだ。特にプーリーは柔らかいアルミ製だから相手のベルトと一緒に消耗する。
新品プーリー一式と交換すればきっと解決だがオンボロスクーターにこれ以上費用かけたくない。

そこで禁断のワッシャー登場!
ワッシャーを使用しボスを延長する事でベルトがボス側に落とし込み駆動力を上げる。
しかしベルトがボスに当たるようではいけないしドリブン側プーリーからベルトがはみ出してもいけない。
このさじ加減が難しい。
そこでワッシャーの厚さ0.5mmを1枚、0.3mmを2枚用意した。
結局、全部3枚(合計1.1mm)使用してようやく本来の出足と速度を取り戻すことが出来た。
相当プーリーがヘタってることになる。

これでしばらく走行できるだろう。
しかし購入して20年経過しパーツの入手も困難で廃車は時間の問題だ。

最近は歳のせいかノークラッチとリアブレーキレバーが楽だ。
しかしスクーターの小径タイヤはいただけない。
ジェベル(オフ車)と比べてはいけないが段差拾うし直進性が悪い。
せめてホイールは16インチは欲しいところだ。
かなり車種が限定されるが外車も含めてリストアップしてみよう。

※DIYメンテは自己責任です。

=メモ=
・スペースワッシャー
   M16×21 0.3. 2枚
 M16×21 0.5 1枚
・ウェイトローラー 20×15
 12g3個+15g3個 → 13.5g



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コメント一覧

nerotch9055
こんにちは!
スピードアップできて、よかった!
確かに、小径タイヤだとあちこち入って行きづらくなりますからね。
国産でも、大径タイプのスクーターとなると、相当限られてしまいます。
悩みどころですね。

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