
北九州春満開の旅。
続きです。
今日は旅紀行風に書き綴ります。
小倉で1泊し、今日は朝から山陽線で一路東へ…
小倉駅で駅弁を買った。
あなご寿司430円。
えっ??
430円!!
安~~~い!
いま時の駅弁価格からすればチョー破格だ。
関門トンネルをくぐると本州最西端の街、下関。
4両編成のローカル電車は快走する。
でも、雲行きがなんだか今日も怪しい。
新山口で岡山行、区間快速電車に乗り換える。
大畠辺りで瀬戸内海が見える。
山陽線で僕が好きな車窓のひとつ。
宮島口で途中下車し、JRの連絡船で日本三景「安芸の宮島」へ渡る。
この船旅は「青春18きっぷ」でも楽しめるのがうれしい。
宮島桟橋に着くと大勢の観光客であふれ返っていた。
そこかしこに桜も咲き乱れ、まさに春爛漫の様相を呈している。
宮島と言えば、、、
そう、世界遺産「厳島(いつくしま)神社」。
そして、そのシンボルは瀬戸内海に立つ大鳥居。
しかし・・・
今日は大潮に近いせいか鳥居の袂まで水が引き歩ける状態だ。
目を向けると大勢の人が浜辺でしゃがみこんで…ごそごそ。。。
何をしてるんだろう??
一瞬考えたもののすぐにわかった。
潮干狩りだ。
ほのぼのしていいな~!
あれ??でもここは世界遺産と違うん?!
ありなん?
良いはずもなく、立て看板では「潮干狩り禁止」って書いてある。
やはり日本人のモラルが低下してるように思えてならない。
「潮干狩り歓迎!!」って書いてるならともかくだけど…。
そんな感想を持ちつつ、腹ごしらえのために店に入った。
広島といえば~「かき」。
かきめしを注文した。
ぷりぷりした大粒の「かき」と、
うす味に整えられたご飯が絶妙のバランス!!
視覚も味覚も満タンになった。
宮島を離れ、宮島口から再び山陽線に乗り込む。
もうすぐ夕暮れ。
窓の外は心配していた雨が降り出した。
電車は東へ。
そして帰路に着いたのでした。
<完>