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防大からの内部告発

2023-10-27 09:39:46 | 防大のいじめ・パワハラ

防大等松春夫教授の内部告発第2弾

受験者の激減・中途退校者・任官辞退者の増加・学生の質の低下・パワハラ・セクハラ・賭博・保険金詐欺・補助金詐欺・いじめやストレスからの自傷行為・パワハラをめぐる数々の訴訟の発生で防大の在り方が厳しく問われるようになりました、と等松氏は嘆いています。

危機に瀕する防衛大学校

保険金詐欺と補助金詐欺について情報を得ましたので公開します。

保険金詐欺

zitti.pdf (coocan.jp)

補助金詐欺

zitti1.pdf (coocan.jp)

 


支援する会ニュースの19号被告3人の証人尋問

2023-07-06 09:35:05 | 防大のいじめ・パワハラ

6 月  12 日(月)、第  14 回口頭弁論が横浜地裁10 
1号法廷で開かれました。88 の傍聴席がほぼ満員と 
なり、支援者だけでも  80 人が参加しました。 
今回の口頭弁論では、被告側証人  3 人の尋問を行いました。

いじめ・暴力を正当化 
「間違っていなかった」
午前中は    S 元学生の尋問が行われま
した。原告が 3 年生の時に剣道部の寒稽古にて、S 氏 
は原告を嘲笑い挑発する言動を繰り返し、体育館の壁 
に体をぶつける暴行も行っています。そのような行為 
を全て正当化する証言を繰り返しました。
原告に木刀で殴られた後、「取っ組み合いになり、 
原告は、Sから木刀で頭部を殴られ、首を絞められた。 
(訴状より)」事件についても、「ゆっくりと床に倒し 
て、動かないように押さえつけて教官を呼んだ」など 
と答弁しました。しかし、木刀で殴られた状態で冷静 
な対処が困難であるはずなのに「はっきり覚えている」 
などと不合理な内容です。

原告は「か弱い学生」 
という認識
午後は最初に M 元教官の尋問が
行われました。原告が所属していた小隊の担任でした 
が、原告が自衛隊横須賀病院に通院して適応障害など 
の診断を受けたことや自傷行為をしていた原因など 
を「知らなかった」などと証言しました。また、被告 
Y元学生による不適切な指導について、不適切なのは
「呼び出しの回数が多いこと」や「呼び出したが不在 
にしていたこと」などであるとして、Y氏による罵詈 
雑言などのいじめには一切言及しませんでした。
原告に関する指導記録の「添付資料」は、原告がY 
氏から受けたいじめの「詳細」が書かれていたとされ 
る文書ですが、作成した理由も「特に定めは無い」な 
どと、あたかも重要ではない文書かのような証言を繰
り返しました。

学生間指導の在り方
(ガイドライン)は「覚えていない」
最後に被告Y元学生の尋問が行われま
した。Y氏は「学生間指導のガイドライン」について 
教育を受けたことをほとんど覚えておらず、「呼び出 
しによる指導は極力避けるべき」というガイドライン 
の記載内容を認識していませんでした。また、呼び出 
しの口実となった「入室要領ができていない」ことや 
「銃の取り扱いのミス」などの理由を正当化した上、 
「原告を怒鳴りつけたりばかにする言動はしたこと 
がない」、「反省文を書かせて破り捨てたことはない」 
などとうそぶきました。
証言台では、原告を内線電話で呼び出して、罵詈雑 
言を浴びせたり、苦しそうな原告を嘲笑ったりした事 
実などは、一切語りませんでした。
防衛大学校   いじめと人権侵害の裁判を
支援する会ニュース No19
左から
山本有紀弁護士 
田渕大輔弁護士 
原告からの置手紙 
(イメージ) 
柴田豊勝事務局長
今後の裁判日程
      7 月  12 日(水)お父さんと原告本人尋問
      8 月  28 日(水)原告本人尋問の続き
各、9 時  30 分から門前宣伝、10 時  30 分~15 時 
頃       101号法廷で傍聴、終了後報告集会


防衛大教授が実名告発

2023-07-02 09:10:09 | 防大のいじめ・パワハラ

防大現役教授が防大の歪んだ教育を告発。

【防衛大現役教授が実名告発】自殺未遂、脱走、不審火、新入生をカモにした賭博事件…改革急務の危機に瀕する防衛大学校の歪んだ教育 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい (shueisha.online)

衝撃的なのは、任官辞退者の数だけではありません。卒業した者だけではなく、昨年4月に入学した488人の学生(1年)のうち、約2割にあたる100人近い学生が、入学から1年以内に退校しているのです【2】。また、2・3年生の間に自主的に退校した学生も相当な数に上っています【3】。過去においても防大のイジメ・パワハラで辞めた方は沢山おられます。

半田滋さんが防大の中途退校者・任官拒否者・早期退職者を現代ビジネス(2018年7.19)で分析したものを新倉さんがグラフ化したもの。
2005年は163人、38.4%が自衛隊を忌避したことになります。
写真は防大人権裁判で提訴された当時の校長国分良成氏、彼は朝日新聞のインタビュウでも責任を感じていないようでした。

 


第13回防大人権裁判

2023-03-13 08:52:03 | 防大のいじめ・パワハラ

横浜防大人権裁判のご報告。

当日傍聴できなかったので木元茂夫さんのご報告を掲載します。

防大生人権裁判 いよいよ証人尋問はじまる
 2月20日 横浜地裁
 12月19日の第12回裁判でようやく証人が決定された。剣道部元主将のJ氏、指導教官で剣道部顧問であったI氏、同じく指導教官のM氏、剣道部のS部員-原告の後輩、被告の先輩学生Y氏の5人である。原告本人とお父さんも証言することとなった。
 この裁判、指導記録の付属文書について、防大側が「現在はない、いつ廃棄したかも不明」と主張し続けたため、原告側は裁判所に文書提出命令を求めて、この半年、署名の提出などの運動を続けて来た。しかし、横浜地裁も東京高裁も、指導記録には提出命令を出したものの、防大が「ない」と言っている指導記録の付属文書については命令を出さなかった。不利な記録については「ない」で押し通し、これがまかり通ったかたちである。たちかぜ裁判では乗組員の申告書の原本が問題になった。防衛省は「廃棄した」と言い続けて来たが、勇気ある内部告発で、横須賀地方総監部に保管されていることが明らかになり、東京高裁に提出された。防衛省はこの件について特別監察を実施して経過を調査せざるを得なくなった。
 そして2月20日の第13回裁判、元剣道部主将のJ氏が証言に立った。当時、原告が、気合が入っていないからお前ら全員素振り100回だ」という練習について、「負荷はない」という証言を繰り返した。剣道の経験がある友人は、「嘘だ。上段に振り上げての100回は相当きつい」と言った。
 裁判後の報告集会で田淵弁護士は、「そういう連帯責任を課すような指導は、やってはいけない。不適切な学生間指導の例として、防大の文書に記載されている」と指摘した。剣道部顧問だったI氏への反対尋問を担当した小笠原弁護士は、「I自身は練習に参加していたにも関わらず、連帯責任を課すような指導ではなかったと平然と言い、不都合な個所については、記憶にありませんという証言を繰り返した」と指摘した。I氏の現職は、陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課である。そういう立場にありながら、こんな証言をするとは。
 弁護団は奮戦し不適切な学生間指導の実態を明らかにした、横浜地裁が今回の証人訊問をどう評価するかが問われる。

第12回防大人権裁判横浜

2022-12-20 10:50:06 | 防大のいじめ・パワハラ

12月19日第12回裁判が行われました。

裁判は3年目ですが証人尋門段階に進みました。福岡人権裁判の原告証人申請は認められませんでしたが7人の証人尋門が決まり、ほぼ順調なスタートとなりました。

 

2023年2月20日(月)横浜地裁10:30、当時の剣道部主将城健太・剣道部顧問の石川大輔一尉。

原告が2014~15年にかけて過呼吸を発症した事実が剣道部内でも知れ渡り原告を馬鹿にしたり、揶揄する雰囲気が蔓延してました。当時のことについて聞きます。

2023年6月12日または14日横浜地裁・10:30、被告山下亜院、原告とトラブルを起こした坂本将士、原告の指導教官松岡晋。

被告山下亜院は2014年10月~11月及び2015年4月に指導名目で原告を呼び出し、暴言を浴びせ、無視したり、部屋から追い出すなどして精神的に追い詰め過呼吸を発症させた。

坂本将士は2016年の2月剣道部の寒稽古時に原告を挑発してトラブルを起こし懲戒処分を受けている、原告も処分を受けている事件について。

当時原告の指導教官であった松岡晋一尉がどのように安全配慮義務を行っていたのか。

2023年7月12日横浜地裁10:30、原告と原告のお父さん。

原告は声を出せませんので証人として答えられません。回答は筆記して答える形で証人尋門が認められました。