7月20日「自衛官の人権を考える会」木元茂夫さんの講演がありました。
7月20日は第11回防大人権裁判が行われる予定でしたが裁判官3人が異動するといううことで第11回裁判は10月17日10時30分横浜地裁で開かれることになりました。
木元さんの講演。
木元さんは長年自衛官の人権問題に取り組んでこられた方です。イジメ・パワハラにより自衛官が自殺した「たちかぜ」裁判、補給艦「ときわ」艦長によるパワハラ自殺事件、防大人権裁判等。防大人権裁判では「学生間指導」資料の添付資料が廃棄されたことが問題になってますが、「たちかぜ」裁判でも「ない」といっていた自殺に関するアンケートが内部告発により出てきて、そのことが完全勝利につながった、等の説明がありました。
田淵弁護士の報告。
被告山下亜院の「学生間指導」の添付資料が「誤廃棄」された問題については「そんなふざけたことを許すわけにはいかない」ということで「文書提出命令」を横浜地裁に申し立てました。
しかし、不当にも棄却する決定がなされましたので即時抗告し、現在東京高裁で審理中です。
人権裁判全体としては証人尋門以前のやり取りは出尽くしたと思います。これからは証人尋門に入っていく展開です。
写真は格子島のシャツ着ている方が木元さん。
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