「煽り屋」石丸伸二の正体 YouTubeでネトウヨが熱狂する自民党の"飼い犬" 議会や市民と対話しない独裁者
石丸の選挙対策本部長や参謀が自民党の関係者ばかりであり維新の会からも支援を受けている事実を多くの有権者は知らない
つまりは"そういう"系統の輩なのである。
議会や市民と対話しないと安芸高田市の市議たちは口を揃えて批判している。こうした点も自民や維新臭さが臭う。
■市長や知事には調整能力や柔軟さも必要な資質
「劇場型」の手法は、安易なポピュリズム(大衆迎合)として危険視されることもあるが、民意をきちんと反映できるメリットもある。
元鹿児島県庁職員として、安芸高田市と同じく人口2万人台の市に出向した経験を持つ有馬氏は、「小規模な自治体ほどしがらみが
多く前例踏襲が続いていく傾向にあるので、改革には石丸さんのような人が必要」とも話す。
しかし、予算や条例の議決権を議会が持っている以上、首長と議会の対立が深刻化すれば、冒頭でAさんが語ったように政治が進まなくなる。
「頑張って議会と戦う姿に拍手喝采をおくるだけでなく、『これでは市政がストップして市民に迷惑がかかるのでは?』『調整能力や
柔軟さも首長に必要な資質では?』と、冷静に政治を見る人が増えてほしいというのが私の願いです」(有馬氏)
今後、石丸氏のような「劇場型首長」が現れたとき、トップとしての資質をどう評価すべきなのか。試されているのは、われわれ有権者だ。
■従来の「劇場型」とはちがう
行政学者で鹿児島大学客員教授の有馬晋作氏は、議会との対立構造を打ち出すなど、一般の人々に分かりやすくドラマチックに見せる
政治手法をとる「劇場型首長」について長年研究してきた。小池百合子氏や元大阪府知事・大阪市長の橋下徹氏、
そして安芸高田市長時代の石丸氏がその典型で、高齢男性が多い地方議会に閉塞感を抱く市民の支持を得やすいという特徴がある。
だが有馬氏は、都知事選での石丸氏の姿に、従来の「劇場型」とはちがう新鮮さを感じたという。
「石丸さんの演説は、市長時代とは打って変わった、淡々としたものでした。幅広い層の支持を得るためには、
批判や攻撃の色を強めないほうがいいと考えたのかもしれません。ビジネスパーソン出身という経歴も
『普通の人』『クリーン』といった印象につながり、都民には受けたのかなと思います」
街頭でスマートさをアピールする一方で、ネット上には市長時代の切り抜き動画があふれかえる。舌鋒鋭く市議たちを追及する姿は、
良い意味でのギャップとして作用したと、有馬氏は見ている。
「『普段は物腰柔らかな人なのに、一生懸命議会と戦っていたんだな』と、ますます応援したくなるよう働いたのではないか。
過去にもSNSを駆使する候補者はいましたが、過激な発言や行動でバズりを狙うのではなく、市長時代の実績という信頼できる
アピール材料を用意していたことで、初めて大量得票につながったケースです」
「対話ができない男」石丸伸二ができるまで 安芸高田市議が証言「就任当初は攻撃的ではなかったのに…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6009b0fa0b67f19597a933dbc92dea3114a3fb4?page=2
石丸の選挙対策本部長や参謀が自民党の関係者ばかりであり維新の会からも支援を受けている事実を多くの有権者は知らない
つまりは"そういう"系統の輩なのである。
議会や市民と対話しないと安芸高田市の市議たちは口を揃えて批判している。こうした点も自民や維新臭さが臭う。
■市長や知事には調整能力や柔軟さも必要な資質
「劇場型」の手法は、安易なポピュリズム(大衆迎合)として危険視されることもあるが、民意をきちんと反映できるメリットもある。
元鹿児島県庁職員として、安芸高田市と同じく人口2万人台の市に出向した経験を持つ有馬氏は、「小規模な自治体ほどしがらみが
多く前例踏襲が続いていく傾向にあるので、改革には石丸さんのような人が必要」とも話す。
しかし、予算や条例の議決権を議会が持っている以上、首長と議会の対立が深刻化すれば、冒頭でAさんが語ったように政治が進まなくなる。
「頑張って議会と戦う姿に拍手喝采をおくるだけでなく、『これでは市政がストップして市民に迷惑がかかるのでは?』『調整能力や
柔軟さも首長に必要な資質では?』と、冷静に政治を見る人が増えてほしいというのが私の願いです」(有馬氏)
今後、石丸氏のような「劇場型首長」が現れたとき、トップとしての資質をどう評価すべきなのか。試されているのは、われわれ有権者だ。
■従来の「劇場型」とはちがう
行政学者で鹿児島大学客員教授の有馬晋作氏は、議会との対立構造を打ち出すなど、一般の人々に分かりやすくドラマチックに見せる
政治手法をとる「劇場型首長」について長年研究してきた。小池百合子氏や元大阪府知事・大阪市長の橋下徹氏、
そして安芸高田市長時代の石丸氏がその典型で、高齢男性が多い地方議会に閉塞感を抱く市民の支持を得やすいという特徴がある。
だが有馬氏は、都知事選での石丸氏の姿に、従来の「劇場型」とはちがう新鮮さを感じたという。
「石丸さんの演説は、市長時代とは打って変わった、淡々としたものでした。幅広い層の支持を得るためには、
批判や攻撃の色を強めないほうがいいと考えたのかもしれません。ビジネスパーソン出身という経歴も
『普通の人』『クリーン』といった印象につながり、都民には受けたのかなと思います」
街頭でスマートさをアピールする一方で、ネット上には市長時代の切り抜き動画があふれかえる。舌鋒鋭く市議たちを追及する姿は、
良い意味でのギャップとして作用したと、有馬氏は見ている。
「『普段は物腰柔らかな人なのに、一生懸命議会と戦っていたんだな』と、ますます応援したくなるよう働いたのではないか。
過去にもSNSを駆使する候補者はいましたが、過激な発言や行動でバズりを狙うのではなく、市長時代の実績という信頼できる
アピール材料を用意していたことで、初めて大量得票につながったケースです」
「対話ができない男」石丸伸二ができるまで 安芸高田市議が証言「就任当初は攻撃的ではなかったのに…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6009b0fa0b67f19597a933dbc92dea3114a3fb4?page=2