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アルスラーン戦記を語ろう ファンクラブ 大人になると、むしろヒルメスの人生に心惹かれる

2012-02-27 12:20:35 | Weblog
田中芳樹氏の作風や業界で最も美しい文体を真似たガキ向けライトノベルが
90年代からゼロ年代にかけて乱造されたが、そりゃまぁ売れんわな(失笑)
本物のとパクリとでは、かくも売上すらも違うという事である。

田中芳樹氏が、80年代当時発表の場も機会もなかった中国歴史小説を
発表できる立場を手に入れるために仕方なくガキ向けのライトノベルを
書いたのは無知なエセファンでもなければ皆が知っている事であるが、
是非田中氏には本物の文化・小説というものにを文盲民族日本人共に
見せつけてやってほしいものだ。

ガキの頃読んでた頃は、ただの敵役であった
ヒルメス王子の人生にこそ感情移入してくる。あまりのアルスラーン側の
人材の豊富さとのパワーバランス偏重ぶりにヒルメスびいきになることは
俺が若いころでもあったが(苦笑) 
ようはシャアみたいなもんだろ位の認識しかなかったが、
才能がありながら主人公に敗れ、挫折し、仲間にも恵まれず一度は落ちぶれ、
愛する者も失い、しかし再び復活する。より力強く、聡明になって・・・
この復活劇と、ただパルス王家への執着と憎悪、野望だけで動いていた
若いころの彼と、今のヒルメスとの心情の変化は、
まさにもう一人の主人公といってよい魅力を放つのだ。
落ちぶれた男が再起する話は心躍るものがある
少なくとも、ただの良い子ちゃんであるアルスラーンよりはずっと魅力的だ。
もちろん、鷹揚な、あるいは凡庸な、皆の止まり木となれるような
伝統的に中国で名君象として支持されてきた主君像こそが
アルスラーンなのでこれは仕方ないことだが




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