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SSE5

2007-08-30 00:00:00 | パソコン
米AMDは30日(現地時間)、x86アーキテクチャの新しい拡張命令セット「SSE5」を発表した。合わせて、開発者向けに仕様書を公開した。

 SSEは、Streaming SIMD(Single Instruction, Multiple Data) Extensionsの略。SIMDによって1命令で複数データを処理することで、同じ演算を繰り返すエンコードなどマルチメディア処理の高速化に寄与してきた。

 今回発表されたSSE5では、3オペランド(演算対象)の命令を扱えるよう強化。1つのx86命令が扱えるオペランド数を2~3に増加することで、複数のくし刺し演算をより効果的に、1命令で実行可能にするとしている。3オペランドを実行可能な現行プロセッサは、一部のRISCアーキテクチャのみだという。

 また、効率的に複雑な計算を行なえるというFused Multiply Accumulate命令を追加。乗算、加算を結合して1命令で反復計算を可能にし、それによるコードの簡略化で、よりリアルなグラフィックスシェーディング、写真のレンダリングなどを高速に実行できるとしている。

 SSE5は、AMDが2009年にリリース予定の「Bulldozer」(ブルドーザー:コードネーム)コアに搭載される予定。


マルチメディア処理や3Dグラフィックスの描画などでも威力を発揮する
SSE命令の追加となると、期待が持てるのでしょうかね。
Barcelona、shanghai,DDR3のBulldozer、どうなるか楽しみです。

Autocadがマルチスレッドに対応して
SSE5も有効に作用すれば、嬉しい限りです。

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