以下のヨウ化カリウム商品は世界でふつうに手に入るものの一部です。少なくともこれだけのものが流通していて、そのほとんどはサプリメントか一般医薬品扱いで、海外では薬局、ドラッグストアで処方箋もなしに買えるものです。
日本ではヨウ化カリウムは薬事法によって”劇薬”指定の医薬品にされてしまって、簡単に一般の人々の手に入らないようにされています。処方箋もなしに手に入れたり、ひとに譲ったり、貯蔵しているだけで薬事法違反になります。つまり、犯罪者にされかねません。3.11原発事故後はさすがに政府が一部の製薬会社にヨウ化カリウムの緊急増産を指示したようですが、ほとんどは自治体による備蓄目的のものです。製薬会社には大口の”特需”だったはずです。しかし備蓄は配布ではありません。3.11福島原発事故の際も、極秘に保管してあった備蓄も大半は手つかずのままで終わっています。そして、ヨウ化カリウムは相変わらず薬事法によって”劇薬”指定の医薬品のままで、ドラッグストアや薬局でも店頭には置かれず、一般の目に触れないようにされています。なぜヨウ化カリウムが日本では”日蔭者”にされているのか。これは日本の原子力政策の根幹に関わる問題です。
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