

KIMURA vol.0 、 vol.1 ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~ 劇画版
増田 俊也 著
原田 久仁信 画
内容紹介
2012年度大宅賞受賞のベストセラーノンフィクション
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』が、ついに漫画化。
原作・増田俊也&漫画・原田久仁信の男のタッグで、天才柔道家・木村政彦の生涯を描く。
第1巻では、熊本の地で生まれ育った木村政彦の幼少期が描かれる。
家業の砂利採りを手伝いながら、のちの師匠であり、
郷土の英雄であった牛島辰熊に憧れを胸に、柔道に生きる喜びを見出す。
※本作は現在、週刊大衆にて連作中です。
著者について
原田久仁信……1951年生まれ。
77年、『週刊少年サンデー』でデビュー。
80年、梶原一騎原作『プロレススーパースター列伝』をスタートさせ、以後、梶原作品と深く関わることになる。
代表作『男の星座』『格闘技セカイオー』など多数。
増田俊也……1965年生まれ。小説家。
06年、『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)で「このミステリーがすごい! 」大賞優秀賞を受賞し、デビュー。
12年、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で大宅賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。
著書に北大柔道部を舞台に描いた自伝的小説『七帝柔道記』(角川書店)がある。
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◎vol.0
登録情報
単行本(ソフトカバー): 200ページ
出版社: 双葉社 (2013/10/19)
言語 日本語
ISBN-10: 4575305820
ISBN-13: 978-4575305821
発売日: 2013/10/19
商品パッケージの寸法: 18.2 x 12.6 x 2.8 cm
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◎vol.1
単行本(ソフトカバー): 200ページ
出版社: 双葉社 (2013/10/19)
言語 日本語
ISBN-10: 4575305812
ISBN-13: 978-4575305814
発売日: 2013/10/19
商品パッケージの寸法: 18.2 x 13 x 2.6 cm
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文庫本版
単行本: 701ページ
出版社: 新潮社 (2011/9/30)
ISBN-10: 410330071X
ISBN-13: 978-4103300717
発売日: 2011/9/30
商品パッケージの寸法: 19.4 x 14.2 x 4.8 cm
・新潮社 文庫版 LINK
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・内容紹介
昭和29年12月22日----。プロ柔道からプロレスに転じた木村政彦が、当時、人気絶頂の力道山と「実力日本一を争う」という名目で開催された「昭和の巌流島決戦」。試合は「引き分けにする」ことが事前に決められていたものの、木村が一方的に叩き潰され、KOされてしまう。まだ2局しかなかったとはいえ、共に生放送していたテレビの視聴率は100%。まさに、全国民注視の中で、無残な姿を晒してしまった木村、時に37歳。75歳まで生きた彼の、人生の折り返し点で起きた屈辱の出来事だった。柔道の現役時代、木村は柔道を殺し合いのための武道ととらえ、試合の前夜には必ず短刀の切っ先を腹部にあて、切腹の練習をして試合に臨んだ。負ければ腹を切る、その覚悟こそが木村を常勝たらしめたのである。約束を破った力道山を許すことができなかった木村は、かつて切腹の練習の際に使っていた短刀を手に、力道山を殺そうと付けねらう。しかし、現実にはそうはならなかった......その深層は? 戦後スポーツ史上、最大の謎とされる「巌流島決戦」を軸に、希代の最強柔道家・木村政彦の人生を詳細に描く、大河巨編!!
・出版社からのコメント
『ゴング格闘技』誌上において、2008年から2011年まで、約4年間にわたって大反響を呼んだ長期大型連載が、待望の単行本化です。戦前、史上最年少で「全日本選士権」を制し、1949年に優勝するまで一度も負けず、15年間、不敗のまま引退。木村政彦は間違いなく日本柔道史上、最強の柔道家です。また、力道山戦の3年前、ブラジルに遠征し、ホイス・グレイシーの父、エリオの腕を骨折させて圧勝、その技が「キムラロック」として、世界に定着しており、総合格闘技の父ともいえる存在です。「鬼の柔道」を継承した師匠・牛島辰熊、そして自身が育て上げた岩釣兼生、三代続く師弟関係を中心に、戦前から戦後の柔道正史、思想家でもあった牛島による東條英機暗殺未遂事件の真相、プロレスの旗揚げなど昭和裏面史の要素もふんだんに織り込んだ、長編ノンフィクションです。著者の増田氏は、この作品を書くために、18年もの歳月を費やし、資料収集と取材にあたってきました。ボリュームある装丁ですが、増田氏の丁寧で真摯な取材と文章が、最後まで読む人の心を掴んで離しません。ぜひ、多くの皆様に読んでもらいたい!
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前から読んでみたかったのでまずは劇画版から、久々に2巻一気読み!
日本の総合格闘技が産声を上げた時期からUFC大会、グレイシー柔術登場、その後の激動を背景に
最強とされた木村政彦という柔道家についてつづられています。
文庫版も読まないと…