ラヂオ惑星モルファス

嫌ひなものは嫌ひなり


俳句に親しんでいる殆どの方が知っているであろう三橋鷹女の句である。上五は「夏痩せて」だから、きっと体に良いんだから食べなさいと言われたのであろう。嫌いになるのは必ず論理的な理由があるのだろうが、日本人社会では理詰めで追及されるのは絶対に嫌われる。大方「嫌いなものは嫌い」で通用するだろうが、多分ヨーロッパ的な論理社会では「なぜ嫌いなのか」と追及されることだろう。それでも、生理的なものから起因する場合は説明がつかないことが多いのではないだろうか?
例えば、私はトランプ氏のような「巻き舌の米語」が嫌いである。(ブレア元首相の「英語」は大好きだった。)
これも、あまり理由を論理的に説明しにくい、巻き舌一般を嫌いという訳ではないし。トランプ氏が大統領になったからという訳でもなく、それ以前から嫌いだった。やはり「生理的に」以上の説明がし難い。
しかし・・・である。
俳句としての面白さは別にして、現在の様なグローバル化した社会の中では「嫌ひなものは嫌ひなり」と言い切ってしまう日本的な発想だけでは通用しなくなってきていると思う。
では・・・「巻き舌米語」が嫌いな理由を論理的に説明・・・どうかな。



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