木曜日、何時もの診察と降圧剤の処方のために駅前タワーマンション内の内科クリニックに出かけました。男性の院長と奥様の副院長の二人で経営している典型的な町医者です。ただ、副院長が循環器の専門医なので、診察日は老人達でとても混み合います。
先日の木曜日も同じでしたが、待合室の人数がとても多かったのが不安要因。案の定・・・30分おきくらいにクリニックのインターフォンに熱発の患者が・・・。発熱の患者は入口が別で、あらかじめ電話で予約の上そちらの入口に回って貰うのですが、平気で一般に入口に来る若い者がいます・・・額に熱さまシートを貼り付けたまま。
ビルの中のクリニックですから動線の分離には限界があるし、分離しても熱がひどい患者さんは必死に普段の入口を探してしまうのでしょう。それだけでは町中と同様に一瞬のすれ違い・会話も無しですしマスクもしていますから、一般的にはそれだけで感染することは無いでしょう。でも、受付をしている事務員の方々、PCR検査の検体を採取する看護師さん、そしてなんといっても病状を問診するドクターはかなりの「接触」になるはずですし、患者も一人二人ではありません。私は4回目のワクチン接種も済ませていますが、クリニックの若いスタッフはまだ接種対象外だと思います。
軽症患者に投与する新薬の「緊急承認」も最終臨床試験を済ませていないので承認延期になったようですが・・・では「緊急承認」とは?何でしょうか?ワクチン接種といい、投薬といい、以前このブログに書いたように、国民は厚生労働省の「医官」や日本医師会がこれまで推進してきた民間診療児中心の医療制度によって病気も重篤になり助かる命も失われるのではないでしょうか?