ラヂオ惑星モルファス

新聞を読んで・・・中国の影



6月5日に投稿依頼一週間、間が空いてしまいました!感心することの一つが『ブログを毎日更新できる』ということがあります。
私は、意見としても蘊蓄としても趣味の世界としても・・・すべて中途半端で深く突っ込むことができない性格です。とはいえ、ブログは、やはりどの分野にせよ世界に発信しているSNSですから、タイプミス(これがだんだん増えていきますね。)や間違った知識や記憶がないかなど、ごく短い文章でも下調べや点検を含むとどうしても2~3時間近くかかってしまいます。
まあ、この一週間は毎日何かに取り組んでいたので、ついついブログが後回しに。
月曜日は蕎麦打ちに出かけ、火曜日は近所の年寄りを対象にしたサロンに出かけ、水曜日は句会、出かける用事がなかった木曜日は梅干しを漬ける第一工程、梅を収穫して、梅漬けを作っていました。金曜日は福祉関係の公的な会議。というわけで今日はオーボエレッスンもないので、思いつくたびに手帳に走り書きした俳句を、朝からPCに清書していました。そうそう、本当は土曜日と言えばオーケストラの日と決まっていたのですが、まだ完全には復帰していませんね。

新聞を広げるとG7の記事が沢山出ています。久しぶりの対面での会議。コロナ流行の中で通常でも警備は大変なのに相当厳重な警備のようです。それに比べるとオリンピックの計画は杜撰で穴だらけに感じます。
記事には押しなべて中国への向き合い方が問題であると書かれています。
アメリカもそうですが、距離的に遠い・・・地球の裏側のヨーロッパでは中国の姿はごくごくかすんで見えることでしょう。ヨーロッパにとってはアジアは中国であり日本という存在はほとんど視野に入っていなかったのが歴史的な経緯だと思います。明治期以降、日本が存在を必死にアッピールしても中国ほどの重みを感じていなかったのがヨーロッパの国々であろうかと思います。
そして、常に文化も経済も異質ではあるが完全には無視できない存在であったのが、近年に至り政治と軍事も多少気にした方が良いように感じ始めているのも、結局は経済的な支配力が思ったより強くなっていることに気づいたからでしょう。

ヨーロッパもアメリカも、実に無邪気に自分たちの文明の価値観を信奉しています。さすがに表立った人種差別はなくなりつつありますが、イギリスやフランスなどが中心となったヨーロッパ社会の価値観以外を劣ったもの、より価値の低いものと見る見方は消えていませんね。中国や日本の持つ価値観に対して敬意を払うよりヨーロッパの優位性を心に秘めて、異質の価値を興味深げに見下す姿が根本的に変化したわけではないと思います。
その意味では、中国の影におびえ始めたというより、自分たちが作ってきたヨーロッパの影から日本が出ようとして叩かれたように中国を叩きたいけれど、日本よりも人口も国土も歴史も大きいために叩けないのではないか?と不安に思い始めたということでしょうか?

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