ラヂオ惑星モルファス

俳句・・・季語「鹿の子」(西嶋先生の句)



森深く月さしてゐる鹿の子かな

西嶋先生は、現在では俳人協会の理事も退任されているだけでなく、俳句の雑誌などに登場されることもごく少なくなっております。でも、俳句に親しまれている沢山の人達が、角川出版の「合本 俳句歳時記」を日常的にご覧になっていると思いますが、この「合本 歳時記」には西嶋先生の句がかなりたくさん載っています。
私は、西嶋先生(当時は長井先生)が足立区立第4中学校に赴任されて国語専科だった昭和39年・・・先生もまだ俳句を始めていらっしゃらない頃・・・の出来の悪い生徒でしかありませんし、その後は年賀状の交換もしておりませんので、俳句を始めたなんてご存じないと思いますが、私にとっては一番の「先生」であり続けています。

さて、先生の俳句ですが、歳時記に掲載されている句の中で「夏」は少ないですね。なんだか先生らしい・・・といったら語弊があるかもしれませんが、なんだか先生は秋や冬が似合いそうな気がしています。
掲げた句ですが、私はこうした映像は実際の体験としてみたことはありませんが、夜の奈良の街を歩いたらこうした情景に生きあえるかもしれませんね。「森深く」とは言っていますが深山幽谷ではないような気がします。

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