絵ときのこと虫たちブログ

イラストレーター やぐちゆみこのブログその99

金黒羽白(キンクロハジロ)

 今の図鑑ではカタカナですが、昆虫も鳥も植物も昔の人が考えた漢字があるんですね。
金黒羽白、まさにその通り言い当てています。
湖沼や河川などに飛来して生息する冬鳥。
石神井公園で群れでいるところを見ましたが絵になります。桜の咲く4月ごろまでいるのでしょうか。

白黒がはっきりしているのがオスで、からだ全体が焦げ茶色なのがメスなのだそう。
意思のあるような不思議な眼差しはメスもオスも同じ、面白いと思いませんか。

 下の息子が小学生のころ、石神井公園で「あ、キンクロハジロだ。キンクロハジロ」と連呼するので、私も覚えてしまいました。そのころから気になっているキンクロハジロです。

マガモ、スズガモ、コガモ、ハシビロガモ、バンなどくちばしの幅の違いやからだの大きさの違い、模様の違いをよく知っていました。学校の教科書は見なくても鳥の図鑑は見ていたんでしょう、きっと。
飛んでいる鳥を見上げて「あ、チョウゲンボウだ。チョウゲンボウ」なんて叫んでいたら、近くにいたおじさんに「ぼく、よく知っているねえ」と驚かれたことも。

♪♪♪ 今では鳥よりも蝶に魅せられたその息子から春休みに帰省すると電話が。半年ぶりです。
親よりも先に虫仲間の大人の人たちにメールしていたらしく、3月は会う約束でいっぱい。
うちにはあまりいないでしょう。
アマチュア写真家の小口さん、カエル博士の池田さん、本を送ってくれるTさん、世田谷昆虫愛好会のFさんにもしばらく会っていないし、高校のM先生にも用事があるんだと言う息子。虫仲間のみなさんに感謝です。

一人暮らしも何とか慣れて、昆虫の生態から環境のことにも興味が広がっているらしいです。
学生時代、好きなことが一番、かな。

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