今日群馬大学教授片田さんの津波対策の経験を聞いてきました。彼は釜石の小中学校を中心に津波対策の教育を7年くらい続けて、今回の津波で約3000人の小中学生を津波避難の方法を教育して救った方です。
その彼が、結論として三陸での震災対策は敗北を認めて、次の地震と津波が予想される北海道東方沖などに備えたいと話していました。
釜石では、ハザードマップは信じるな。これは一つのケースだと教え、避難にベストを尽くせと教えていたそうです。実際の被害はハザード内のよりもそれ以上に押し寄せた津波で亡くなった方が多かったようです。
災害の想定はいくらでも出来る。現実の対策は想定しなければ出来ない。その対策想定を絶対と信じてしまうことが危ないということ。
阪神地震以来、被災者のケアについての対策は進んだのに死なない対策が不十分だといっています。帰宅難民などは3日もほっとけば解消して問題ではないと。全くその通りだと思いました。
その彼が、結論として三陸での震災対策は敗北を認めて、次の地震と津波が予想される北海道東方沖などに備えたいと話していました。
釜石では、ハザードマップは信じるな。これは一つのケースだと教え、避難にベストを尽くせと教えていたそうです。実際の被害はハザード内のよりもそれ以上に押し寄せた津波で亡くなった方が多かったようです。
災害の想定はいくらでも出来る。現実の対策は想定しなければ出来ない。その対策想定を絶対と信じてしまうことが危ないということ。
阪神地震以来、被災者のケアについての対策は進んだのに死なない対策が不十分だといっています。帰宅難民などは3日もほっとけば解消して問題ではないと。全くその通りだと思いました。