寒さが幾分和らいだ2月末の北野天満宮は
満開を間近に控えて境内はほんのりとした梅の甘い香りが漂っていましたよ。
北野天満宮は全国に1万2000社ある天神社、天満宮の総本社です。
学問の神様、菅原道真公を御祭神とし
多くの受験生が参拝に訪れることでも知られていますね。
私にとっても京都に住んだ、心身ともにハードな4年間に
近かったこともあり何かにつけ参拝した拠り所でもありました。
こんな時期でもあり梅の見事な「梅宛」には入らずに
天満宮特有の建築様式を楽しんできましたよ。
境内には天満宮の神使である臥牛像が何か所も奉納されていて
この牛をなぜると頭がよくなるもの、体の悪い所が治るもの
皆、其々に目的の牛をなぜていきます。
今は感染予防でじかに触ることはしないようですね。
いつもなら長い列ができる国宝、社殿も
早い時間なのでまだ人は少なかったですね。
社殿の横、後ろをぐるっと回ってみると
その建築様式の美しさに魅入ります。
好きだなあ~ ^-^
絵馬掛け所のすぐわきにある朱の鳥居。
ここをくぐって絵馬をかけに行きます。
何かをお願いするというのではなく
人はこうなりたい、こうしたいという決意、気持ちを
絵馬を通して神様に伝えているのかもしれませんね。
北野天満宮には桜門、三光門と立派な門がありますが
梅の時期、三光門のこの角度が私の最も好きな所ですね。
春は寒さを時折呼び戻しながらも
すぐそこにやって来ているようです。
♡ 今年の梅は来週中位まで見ごろだそうですよ。♡