この冬の旅の締めくくりは 中山道の奈良井宿でした。
小雪のちらつく日でしたね。(2/10)
最寄り駅は中央線奈良井駅。
宿場町に合わせたような格子戸の駅舎です。
奈良井宿は中山道69次の中で
ちょうど真ん中の宿場町で
木曽11宿の中では標高900mと最も高い所にあり
南北1kmと日本最長を誇ります。
宿の二階手すりに手ぬぐいをかけながら
ひょっこりと黄門様や弥次さん喜多さんが顔を出しそうな
そんな江戸風情も漂って来るような気がします。^-^
宿場内には6か所の水場があり
湧き水の豊富なことが分かります。
水もいろいろでそのまま飲めるもの、
沸かしたほうが良いものがあるようですね。
ここの建築様式の大きな特徴は
二階を少しせり出した出梁(だしばり)造りですね。
2階の手すりの真黒くすすけて落ち着いた格子
その両脇につけられた袖うだつ(白い逆三角形の部分)
長く伸びた軒のひさしを抑えた猿頭と呼ばれるサン木は
格子やしとみ戸とよく調和した味わいがありますね。
ちょっと立ち寄った食事処ではいろりが切ってあったり
昔ながらの暮らしをそのままに再現しているところも・・・
たまたまこの日はお休みの所も多くて
町並みには人の姿も少なかったのですが
参勤交代の頃、さぞかし賑わったであろう宿場町の
声や音、人々の姿などが蘇ってくるような
豊かなひと時を過ごさせてもらいました。
今年も素敵な冬の旅をありがとうございます。
錯覚しそうな町並み。
そこに歩いている人さえ思い浮かべられますね。
風情があって、こんな風に残っているのも凄いですね。
kaorin さん こんばんは~ ^-^
見ていただいてありがとうございます。
ほんとに江戸時代へでもタイムスリップしたような
そんな錯覚を覚える街並みですね。
ここに住まう人は
家を修理するにも 木の材質から色形 全て決められていて
厳しいしばりがあるようです。
こうして文化遺産を継承して行かれるご苦労に
頭が下がる思いです。
コメント ありがとうございましたm(__)m