釣り【那珂湊】

「パパぁ～、アッちゃん徹夜する」
「しても良いけど、釣りしながら寝て海に落っこちるよ」
「じゃ～寝る。おやすみ～」（早っ！）

金曜日の夜にアッちゃんとモモちゃんと海釣りに出かけました。
（今回の特別ゲスト：マロンちゃんも一緒）
もちろん、埼玉には海はありませんので、千葉か茨城に行くこと
になります。

我が家は茨城の鹿島や千葉の木更津に行くことが多いのですが、
今回は台風も近づいているため、安全な場所を探し、お土産も
買うことができる「那珂湊」（魚市場あり）にしました。

「着いたら絶対に起こしてね」
「はいよ。でも、着いたらパパも寝るよ」

そんな会話をしながら、アッちゃんとモモちゃんはフラットに
した車のシートで夢の中へ・・・
私はマロンを助手席に座らせドライブ・・・
『マロンが奥さんだったらなぁ～』と馬鹿な考えをしながら。笑

夜中の道を快調に運転し、３時間後には釣り場に到着。
案の定、防波堤の外は波が高く、風が強い状態。。。
子供達には危険すぎます。
なので、港の中の船着場で釣りをすることにしました。

幸いに街灯もあり、夜中でも釣りの準備ができそうだったため、
「あいつらが起きる前に大物でも釣ってやろう！！いっひっひ～」
と思ったのが神様にバレタのか、罰が当たりました。

釣りの準備をして、１投目を投げた時
「今晩は、どうですか？」と、地元の釣り師登場！
この方がお話大好き！

「今日は風と波が高くて、あっちは駄目だね～」
と、軽いジャブから始まって
「いつもはこの時期にチカ（わかさぎ）が釣れるんだけどね～」
と、釣りネタが続き
「どこから来たの？」
と、個人的な内容に変わり始め
「俺は釣って食うだけ、捌くのは嫁さんの役目」
「嫁さんも嫌々言う割りに、魚を期待してるんだよ～」
と、お惚気話に発展・・・
「今日は冷えるね～、ちょっとトイレ行ってくっか」
と、やっと話が途切れ、逃げるチャンスと思っていたのに
「ちょっくら行ってくっから竿見ててくれ」
と・・・トホホ・・・

『１匹釣ったら持って来たビール飲んで朝まで仮眠しよう』
と思っていたのに、明るくなるまで話に付き合わされることに。涙

挙句に、明るくなってきたら「じゃ、俺はそろそろ帰るわ」と。
『お前は魚釣りじゃなく、話相手を探しにきたんかぁ～』

そのうち、アッちゃんとモモちゃんも起きだし、釣りを楽しみ
ましたが、私は睡魔に・・・

帰りはウトウトしながら「あのお喋り親父のせいだ！このまま
寝たら絶対にあの親父が夢に出てくる・・・」と睡魔と闘いながら
帰路へ

結局、釣果はハゼ（10～24cm）25匹、メゴチ（30cm）1匹、
アナゴ（鉛筆サイズ）1匹、切り身のサケ2000円分でした。＾＾；

次の日、ハゼは天ぷらにして美味しくいただきました。
今度はいつ行こうかなぁ？