僕の細道

【となりの山劇】第110話

<話にならない店員とは の巻 【コジマ電気】>

 ウチの自宅のすぐ近所にコジマ電気が出来て、すっごい重宝しております。特にパソコン消耗品の類いがすぐに手に入るってのはとても貴重な距離であります。

 さて、最近巷でDVD、DVDって言っているものですから、段々欲しくなってきたんです。でも、機械の事について、知識的に何も知らないのですよ。今迄あんまし興味が無かったんで、見てなかったし。という事で偵察に行ってきました。

「すいません。」
「はい。」
「DVDなんですが、いろいろな価格がありますね。」
「はい。」
「この価格差は、何が違っているのですか?」
「お値段が違っているだけ、付いている機能が違います。」

 少々むっとしたが、自分も何も知らないので、大人しく話を聞くことに。

「どういった機能が違うのですか。例えばこれ。見るといろいろなマークがついてますね。これはどういう機能なのですか。」
「はい。」
「最近のデジタル入力のテレビに、どういう対応をしているのですか?」
「少々お待ち下さい。」

 そう言って、誰か応援でも頼みに行くのかと思ったら、誰かとボソボソと話をしてから、ずっとその場所で立ったまま、こちらにやって来ないではないか。
 しかも、その誰かが別の人を呼びに行く形跡も無いし。何だかそのまま見放されたって感じ。

 その店員はいつの間にか姿を消していたので、誰かを呼びに行ったのかなと思って数分待っていても、相変わらずやって来ない。ま、それでもいいわと思って、その周辺にあったDVDのカタログを山のように持ち帰ったのであった。全く話にならない。

※後日談
持ち帰ったカタログをじっくりと眺めた結果、いろいろな違いがわかったが、とりあえず今のところは必要が無い機能も多く、値段とブランドで購入機種を決め、チラシ価格比較をした結果、この、近所のコジマで購入したのであった。


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