僕の細道

【となりの山劇】第35話

<密室の謎 の巻>

 私は年に数回はスキーに行く(最近はスノボと半々くらい)のですが、そこで、いつも疑問に思っている事があるのです。それは、みんなトイレでどーやって用を足しているのだろう?という偉大かつ素朴な疑問です。
 ちなみに先月まで使用していた私のウエアはセパレートではなく、大昔に購入した「つなぎ(ワンピとも言う)」だったのです。しかもフロントジッパーは下から上へ上げ閉める1個のみなので、「小」の時でさえも困ってしまいます。ですので、「小」だけなのにあえて個室に入ってしまう事も少なくありません。

 「小」の時でさえそんな状態なので、「大」の時はもっと大変なのであります。個室の中でそっと、音がしないように上半身を脱ぎ、その脱いだ部分が濡れている床につかないように注意深く股の間を通して、体の前の方に持ってきて丸め、手でしっかりと持っていなければなりません。しかも、御存知の通りスキー靴をはいた足は前傾が極めて困難。当然ながらしゃがむ姿勢がヒジョーにツラく、どこかで体を支えなくては倒れてしまいます。それでも最近の個室は清潔な洋式トイレが増えつつあり、少しは楽になりました。しかしながら、それでも上半身を脱ぐことに変わりなく、暖房が入っていないトイレに入ると寒くて寒くて鼻水が止まりません(大げさ)。

 何かの本に、「あなたの用の足し方はもしかするとあなただけのオリジナルかもしれない」と書いてありましたが、全く同感です。

 今月からは今迄のワンピとおさらばし、新品のウエアに変わった事は以前の発言で書きましたが、その新品ピカピカのウエアを着て個室に入った事が未だないので、その辺りの使用感というものは未知数です。場合によってはまた、新しい用の足し方を開発する事になるのでしょうか。あはは。

 この駄文を読んでいるキミ達。どんな姿で用を足します?


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