「パソコンは ソフト無ければ ただの箱」と言われるのはマックもウインドウズも同じこと。仕方ないので、デモソフトでも入れてみるか。
我々はさっそく手持ちの雑誌オマケのCDをいろいろ探し、それっぽいのを集めてみた。ところがである。
「ところでCDってどこにマウントするんですか?」
「痛いところをついてくるな。ちょっと待て。」
自分で買ってきたなら少しは自分で解決しろよ、とは思ったが、未知のオモチャをいじくり回して遊ぶのは楽しい。あれこれ一通りファイルを開けて眺めてい<るうちになんとなくウインドウズの癖がわかってきた。
ウインドウズはマックを参考にして作り上げたとは言われているが、その操作感は全く違っている。そもそもマックとウインドウズを比較する事自体ナンセンスかもしれないが、そこをあえてマックから見た相違点を述べる。マックでのデスクトップではアイコンが右側に並ぶがウインドウずは左側である。ウインドウズの左下には「スタート」ボタンがあるが、これは多分マックでいうところの「アップルメニュー」に相当するのだろうか。
そもそもデスクトップにある「マイコンピュータ」って何? しかもそのアイコンを開くと、中にはフロッピードライブやハードディスクや、問題のCDもそこに表示されていて、ああ、ここがマックで言うところのデスクトップなんだろうな、とも思ったが、どうしてここにコントロールパネルやプリンタのファイルがある? しかもフロッピーやCDを入れてもいないのにアイコンが表示されているではないか。
試しにそのCDアイコンをクリックしてみると、「デバイス」が無いという。その点マックでは、例えばCDを入れてハード的に認識されてから、初めてデスクトップにアイコンが現れるのである。ちなみにマックではCDをイジェクトする時はそのアイコンをゴミ箱に捨てると、自動でイジェクトされる。
そんなわけで、CDの入れ方がわかったので、さっそくデモ版のイラストレータとフォトショップをインストールして、開けてみるとおなじみの画面が出てきたので少しほっとした。
・・・以下次号
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