やっと大学の試験が終わりました。
やったー。
開放感に浸ってます。
これから2ヶ月。
自分らしく生きよう。
たくさん映画を見て、たくさん本を読んで、いい音楽を聴いて。
それが私らしいし、
私の好きなこと。
そうやって生きていったら、
この最悪の体調は治るかな。
「食べれる」ことが辛い。
いっそ食べれなくなればいいのにね。
「食べれる」からこそ
食べたあと後悔する自分に腹が立つ。
早く健康になれ、私。
さて。
試験前に発掘した漫画。
すごくすごく
好きな一冊になりました。
『ソラニン』
浅野いにお著
もう何回読んでも泣けます。
自分が何をしたいのか
何をすべきなのか
そーゆーのが分からなくて焦る気持ち。
誰かと自分を比較することで
自分の存在の仕方を考える弱さ。
自分のやりたいことを
見失ったときの恐怖。
どうしようもなく
過ぎていく日々。
人は一人で考えたり悩んだり
苦しんだりするからこそ
壁にぶち当たる。
この漫画には“現実”が詰まってました。
何より登場人物が普通。
特にかっこいいわけでも、かわいいわけでもなく
何かに特別秀でてるわけでもなく
ただ音楽が好きだったりする。
大人になっても学生の頃の仲間とたまに集まって音楽。
そんな日常を読んだ感じ。
これを読むと
本当にたくさん考えます。
登場人物に自分が重なるところがあるから。
後半の展開が悲しくて痛くて
でもそこから這い上がる登場人物たちを見て
私も頑張ろう、とか思っちゃうんだな。
電車の中でも涙が止まらなくなるんだな。。
単純といえば単純だけど
感受性豊かってことで。
これからたくさんの壁にぶち当たるだろうけど
逃げずにぶち当たってみよう。
目を背けずに
睨み返してやろう。
そんな気持ちになる一冊。
最後に『ソラニン』の中の種田の言葉を。
花火はあんなに綺麗だけど、火薬で人を殺すことだってできるんだ。
平和な日本でみんなで花火を見てる。
あたり前のことでけど、奇跡的に幸せな瞬間なのかもな。
どーしようもないことかもしれないけど正直、
他人と比べないと自分がわからないというのは悲しい。
とはいえ自分で自分を全肯定できるほど自信もない。
フリーター生活という ぬるま湯の心地よさ。
真剣になにかをする時につきまとう、
後戻りできなくなる恐怖。
時間が経つにつれ確実に減ってゆく選択技。
年とったね 俺も。