他所の庭

おはようがんす
昨日青牛さんちの庭に花見に行ってきた
仕事の帰りなので忙しい花見であったが、充実した時間であった
最初に迎えてくれたのは、卯の花だ、「うーのはなーにおうかきねにー、、、、、」



もうそんな時期に成ったのだなと、思いつつ奥りに行く
うーんと唸らす西洋シャクナゲが５～６分咲きと言った塩梅で、[私を見なさいよ]と言う顔で咲いている、



確かに綺麗だ、艶やかだし華やかである、でも清楚ではない、控えめの美しさは微塵もない



妖艶の美女に魅入られてしまいそうな危うさを感じる
玄関にチャイムを鳴らしたがお留守の様である、勝手知ったる他人の家、犬が鳴けば若しかしたら帰ってくるかもしれない?、、、、と高を食って撮影していた
芍薬も幾種類も咲いているし、桜草も何種類も咲いている
其のほかにもう何十となく咲いている、百花繚乱、である
だから木の花に絞って写させていただいた、それも自分の好味だけで、、、、、

早速其の周りを濃い藍色に空気まで染めて、鉄扇が咲き誇っていた、矢車なのか?同定ができないが蕾はほとんどなく満々開の状態だ



名前が思い出せない花、、全然知らない花等等、きりもなくある、蘭達も幾種類も咲いている
段段奥へ進むと　衝く羽根空木が満開である
少し花芯に紅をい差した花姿は矢張り清楚だ、日本の花は矢張りここが魅力なのかもしれない



こうした楚々としたものが好きなのはそれだけ歳をとった証拠なのかもしれない
食べるものでも、花でも、美女を見る目でも、それは変わりがない
花はそうなりたくてなったわけではなく、それぞれ必要な理由が有って成ったのだろうから
好みで差別をしてはいけないのかも、、、、、

そして最後は、多分「沢蓋ぎ]だと思うが、緑目の懸った白い花が賑やかに咲いている
丈夫な強い木で秋の黄葉も良し、つぶらな濃藍の実も良い



こうして、お留守の家で八分に、花を堪能してきた
何故八分なのかって？もう少し時間がほしい所である、其のうち十二分に見る時間を作ろう

そうだ今日は午前中少し時間を貰って、さわふたぎ、と卯の花の、自然を見に行こう

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子