遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

蜜蜂

2010年04月07日 | 日本ミツバチ
おはようがんす
仕事も健康の事を考慮して少しセーブしなくてはいけないと思っているが中中出来ない
春が段段と盛りに向かっているこのごろ、蜂の動きでもそれがわかる
日本ミツバチは6度Cでもう外へ出て働ける
其の飛翔力は半径2キロに及ぶ、一秒間に80回以上の羽ばたきは、ホバリングも、小旋回も、何でも飛ぶ事に関しては自由自在だ、時速80キロ以上のスピードも出る
そんな彼女達(はたらき蜂はすべてメス)は本当によく働く、採蜜に行くときも、廃棄物を持ち出し、帰りは、花粉と、蜜を持ち帰る。往復で働く、働き者だ
其の蜂が幼虫の餌にする花粉を運んでで来る
後足におおきな団子を作って



花粉は先ず、前足で花の花粉を取り集める、取りやすいように小さな毛針がいっぱいある
次の花に移る間に前足から中足に移す、勿論蜜も集める
こうして流れ作業で後足に貯めて段段おおきな団子にする
吸蜜管に貯めた蜜の比重は高く重いので全体に重心が前にかかる。
飛行姿勢が前傾になりがちなので、後ろの花粉団子で調整をする、しかも飛行中に此の作業ができる
自然の巧みさに驚く
其の花粉の色でも季節が感じられる



春先は圧倒的に黄色だ。段段色色な花粉を持ち帰る、
非榊やさくらが咲くと、白の花粉が増える
何の花粉だか勉強不足だが「諸喝采」や「雀の槍」等が咲き始めると真っ赤な花粉を持ってくる、見ていると飽きないが、そうもしていられない
本当に働くと言う事は、一日中隙なく動く事であろう、時間を無駄なく使い効率を高める、、、、、、、私も学ばなくてはいけない

現場で呼んでいるのでこの辺で
またはなすべえ
遊童子








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3 コメント

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花粉の色 ()
2010-04-07 12:36:17
花粉の色

ミツバチは働き者ですね
2kmというと人が歩いておよそ30分ほどですよね そんなにも遠くまで蜜探しに出かけるのですね 身体の大きさで比較したら100倍以上の違いなのに…

花粉の色が違うというのは目からうろこでした 花粉はみんな黄色だと思っていました
たくさん集まると本来の色が見えてくるのですね

蜜の味や色も草木の種類によって全く違うのですね 養蜂家で作るはちみつは単種のはちみつとして売られていますが見た目の色合いがずいぶん違うものだと感心します
味も全く異なっていてそんなに種類があるものかと驚きです ワインのようにいろいろ試して好みのものを見つけるのも良いのでしょうね
スーパーで売られているはちみつは味が変わらないようにブレンドでもしているのでしょうか?

ところで蜂はどうやって蜜をためるのですか? 蜂の身体に蜜をためる器官があるように書かれていますが 蜂の体内で何か変化は起こるのでしょうか それとも単に蜜そのものが私たちの口に入るものなのでしょうか 一回の飛翔で集められるのは数マイクロリットルなのでしょうね
いずれにしてもひと瓶のはちみつはどのくらいの花が必要なのでしょう また何匹が必要なのかも分かりませんが 花の蜜は吸蜜された後もまた増えてくるものなのでしょうか
次々と疑問がわいてきます
<橙>
返信する
蜂蜜 (遊童子)
2010-04-09 08:33:26
橙さん
コメントの変身が遅れました
実は、いろいろの質問に昨晩こてえる形で書きこみましたが長文過ぎて送れませんでした
少し小分けして送ります

1スーパーの蜂蜜はブレンドが、、、、、?
私はしてあると思っています
仲間たちに聴いても同様です、
水あめや、ブドウ糖などは簡単にブレンドできます。後はどれほど信頼するかでしょう
時として信頼を裏切る物が氾濫していますから

2、蜂は常に新しい巣にしか卵をうみません
だからいつも巣造りをしています
成虫になり、巣立ちをすると其のカプセルホテルは空き部屋になります
其処へ蜜を貯蔵します、カプセルが満タンになると蓋をして次のカプセルに移る
こうして上から順次蜜をためて行きます
此れが越冬に必要なだけ貯蔵できると貯蜜をやめます、だから、貯蜜をやめないように、貯蜜層を切りとります、するとまた集める事になります

次へ







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蜂蜜2 (遊童子)
2010-04-09 08:55:13
橙さんへ

3橙さんが想像している蜂は、一般の蜂で
「西洋ミツバチ」と呼ばれています
紀元前二千年も前から品種改良が進み蜜を集める為のマシーンのように進化しています
余りに貴化が進んだので、病気には非常に弱い物になってしまいました
法定伝染病も二種程あります
したがって飼育にはたとえ1箱でも家畜保健所へ登録しなくてはいけません
残念ながら、未登録の人が多いのが伝染病の要因になっています

私たちの保護している日本ミツバチは、東洋蜂の一亜種で、野生の蜂です
だから一般の昆虫ですので登録の必要が有りません、然し近親交配を避けるために、各地の仲間と交換をしています

蜂は生後20日くらいで成虫になり、その後
二週間ほどを、内勤蜂と言って、巣内で作業し、体力の強化を図ります
其の後外勤に配属され、集蜜や花粉の収穫に廻ります。ですから外勤が集めた蜜はロビーで内勤と口移しで蜜を渡します
其の事で集蜜の効率を上げる事が出来るとともに外の病原菌などの巣内への持ち込みが少なくなります

蜂の一生は成虫になり約60日です
此の間真剣に働いて、1CCの蜜をためる為に
40頭が必要です
内勤の分14日を引くと46日が集蜜出来る日にちです
1CC÷40頭=0.025CCで
0.025÷46日は0.00054CCが一日に集める量となる

一日の出動回数は概ね20回くらいと言われていますので、桁数が増えて良く解らなくなったので計算してみてください

蜂の世界の不思議は益々深みにはまるものです
こんな事が出来るのも幸せの一つでしょうか?

ではまた








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