おばんでがんす
先月寺の本堂が完成したのですが、その後雨や雪が降ったりしたり、植木の活着具合を見たりしに日向見に行ってきた、昨日の続です、日向見は山の奥詰めですし谷底にある温泉街ですからどうしても雪深くなってしまいます、もちろん,3尺も4尺も積もると言う事は無いそうですが矢張り此方とは違い寒いし雪の回数も特段に多い様です、雪を被った寺は又別の趣があり良いものです
特に労作の懸魚は良い、朝日を受けた影絵が印象深い
そんな寺に遊びに来た猿たちが道路わきの真弓の実を食べている
沢山の本物の毛皮を着てはいるが矢張り寒そうである
錦真弓の種はとても小さいが根気よく頬ばっている、普通の真弓の種は有毒だと記憶が有るが錦真弓は大丈夫なのだろうか?、小猿は木に登って食べている、生きるための試練だと言えば言えるが、、
もう違う餌場に行くよと母親が声を掛けているが小猿はまだ食べている、お母さんはさっさと移動してゆく、慌てた小猿が雪の中を走り出して道路を横断してゆく、ちゃんと左右に目くばせをして行く処が面白い、命を懸けた貴重な体験から覚えた安全確認が何故かいじらしく見える
現代人ももっと厳しい時代が来るかもしれないことを意識してもう少し謙虚に生きるのがよいのでは
そんじゃあまたはなすべえ 遊童子
おさるも冬は試練の季節ですよね。毛皮を着ているとはいえ、寒そうです。地獄谷のように温泉にはいれるようなところがあるとイイのですがねえ。
だんだんに餌もとぼしくなることでしょうから、タイヘンですよね。
懸魚の良し悪しは素人では良くわかりませんが、写真のものはシンメトリーでしっくりきますね 立体感もあるようです イメージは澄んだ水の中にいる感じなのですかね
野生のサルは山を追われて下りてくるのでしょうか 山の食料が少なくなるこの時期に人里まで来るのでしょうか 野菜や果物類が荒らされないと良いのですが・・・
ps
茅葺屋根は古代からの知恵なのですね でもそれにはお金も人もかかって使えないというのも悲しいですね 文明って何だろう?
<橙>
こめんとありがとうございます
雪の中の猿は見るからにさむそうで、哀れさを感じます
この試練の時を耐えれば春の新芽が待っています
人間も同じなのですが
まあぼちぼち行きましょう
ではまた
こめんとありがとうございます
文明?、まったく私には理解できないものです
その興亡の歴史は幾つもあり遺跡として残り今の人たちが見ることだけで楽しんでいる
その文明のいくつかが生き残って今の時代に貢献しているかと問うても、いくつもない、しかしその何度も生まれ変わった文明の歴史の積み重なりの上に今があるのではと思っています
然し過去の者はどんどん古臭いもの未熟なものとして捨て去られてきてその片鱗が世界遺産として残っていると思っています
この世界遺産がどれほど人間の、、現代人の役に立っているかと言えば、観光資源としか目に見えない
そして今のこの人間の繁栄も何時か遺跡になり遺産になり次の文明ができるかもしれないし、今までの歴史の流れからして当然のようにそうなるでしょう
来年の事を言えば鬼が笑うという、世紀の末の話をすれば狂人と言われる
ほどほどで死んでゆくのが幸せなのかもしれない
ではまた