遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

百樹園の本領

2011年12月15日 | その他
お晩でがんす
我百樹園は小さいながらも私の私だけのフィールドだ
此の時期百樹園の朝はとても気持ちが良い、ほとんどの落葉樹の葉は落ちてまだ数十本残っている杉の樹も日当たりを考えて段段下枝を打ち落としてあるので朝日が通り抜けて行く
そんな眩しい朝日の中を今朝は電気カミソリで無精ひげをそりながら歩く
最初に見に行ったのは、毎日門を開けながら見る山茶花の絨緞だ



日日厚く成る絨緞がとても楽しみである、本当はもっと厚く成るのだが、ネタ不足のために我慢が出来ない、
そして塀の外からすっかり葉を落として名残の黄葉に成ってしまった銀杏を見る、



塀の中間にある小門を潜る、其処は黄金の小さな鳥が群れで休んでいる一面黄色の世界だ
公孫樹は九本が寄せ植えしてある,外から見ると一本のように見えるところがみそだ
もう銀杏は一つも落ちていない
足を踏み込んで良いのか迷うような一瞬ひるむ塩梅だ



そして最も本領を発揮する茶色の絨緞に繋がる小道を行く
黄色から茶色へ移るグラデーションが又よい
足音もしない公孫樹葉の上から少しずつ落ち葉踏む音が聞こえてくる
無粋な里烏の鳴く声以外は音が無い世界だから落ち葉踏む音が一際高く聞こえる
良い音だ



摺りきった頬に当たる有るかなしかの風の冷たささえ心地よいものだ
百樹園には外周の遊歩道と中央部のT字路が有る
此れをひと廻りしてくるとすっかり寝ぼけ眼が覚めてすっきりしてくる
夏は蚊がいっぱいでゆっくりは回れないが冬はとても心が広く成る
今日は天気が良いようなので昼休みは百樹園の「姫藪蘭」の絨緞の上で休む事にしようと思っている
もしかして暖かくて居眠りが出たらどんな夢が見られるか楽しみだ
先日の宝くじが当たった夢かもしれない
或は工事を待たせている施主に怒られている夢かもしれない、、、、、、、

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子




























コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紫式部 | トップ | 岩魚の干物 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事