遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

認知症

2008年08月05日 | その他
お晩でがんす
我が家の義母は段段認知症が強くなってきている、
今は介護保険のおかげで毎日昼間はお世話をして戴けるし、土日はショウトもしてもらえるようになった、
色々と批判がある介護保険であるが、実際に自分の身近な家族が認知症になってしまい、其れを24時間365日介護していたら、家族全てがおかしくなってしまう
しかってはいけないとか、優しく接しなければいけないとか、
、、、、そうではないとますます病気が進んでしまうとも言われています
何を見当はずれの、たわごとを言っているのかと心の底から笑いたくなるし
いい加減な奇麗事を言っているんじゃないと怒りを覚えます
常に空腹を訴える母、常に食べ物を探す母、気が付けば逃走してしまう母、
飢え死にを画策して食べ物を呉れないという母、風の音にも、鼠の音にも、雨垂れの音にも、もしや母が逃走したのではと思って飛び起きる毎夜、
外へ出られないように鍵をすれば閉じ込めたと半狂乱になる母
こんな父母が四六時中いる生活が、在宅介護の現実です
オムツの交換、下着の汚れを別に洗う洗濯、専用トイレの掃除、寝具の洗濯や日光消毒、薬の管理、布団の下や、箪笥の引き出しにある黴で見事に緑色になったパン、、、、この介護が何おか言わんとしているあなたに出来ますか?

「暗闇で糞を踏んだ」、と思って我慢をしてくれと妻に言っています
本当に真っ暗闇で、若しもそういうことがあれば、運が悪いと思うより仕方が無いことです、現代の人は、其の運を鑑識に出してDNAを割り出し犯人を突き止め
賠償を求めるかもしれません、そして其れが正しいのかもしれません
然し、それでは介護は出来ません、介護に疲れて、父母を道ずれにしたり、あるいは殺害したり、、のニュースを時々見聞しますが、其の罪の軽重を問うとしたら
矢張り裁判官も弁護士も、そして検察官も、365日24時間の介護を経験してから裁くべきではないかと考えています
純真無垢な、幼子の様になってしまった父母を、可哀相とか愛しいとかの気持ちは勿論、並以上にあっても、それだけでは解決できない物が多く内蔵されています
月月家のローンほども懸かる介護費も問題があります
一人で自宅に置けば、何時火災でも引き起こすかと心配になり、ご近所にどんな迷惑をおかけするかとも心配になります、
然し、其の老父母を養い子供を育てるといえば、主は死ぬほど働かなくては経済的にも間に合わない、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
こうした現実を内蔵しているのが今の在宅介護です
安直に面倒見が悪いとか、優しさが足りないとか、跡取りの当然の責務だとか、、、、、、、、、、、、
冗談言うんじゃねえ、頭が如何かしないのが不思議なくらい大変なのが在宅介護です
弱者保護がどうのこうのといっている偉い先生方がいっぱいいます
裾は、村会議員から上は代議士先生まで、あるいは机上で全て解決し自分で創った自分に都合の良い法令で、十把一とからげ。にして国民を束縛し制約する官僚政治にも問題があるのではないか
どれ程天下りはいけない事だから止めなければと言っても依然として天下りは減らず増える一方であろう
どんな小さな自治体でもある
国レベルになれば最低でも「○○長」という名前が付けば必ずあるであろう
そんな世界の中に暮す善良で真面目の一般市民には陽はあたらない
江戸時代のように『生かさず殺さず』の基本方針は決して変わることは無い
深い霧の中のわずかな鐘の音を、そして真の闇の中の小さな灯りを庶民は求めいる
「叩けよ、されば開かれん」、、「神仏は万物に等しく平らかに功徳を与える」
本当だろうか?

そんじゃあ又   遊童子

































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