千両＊１００＝

お晩でがんす
今年の一年の平穏なな事業を象徴するかの如き出来事だ
昨年の今頃、花友であり先生であり大切な顧客の一人である「大和五味子」様のお宅に伺った折に戴いた千両の切り花が有った
御正月の玄関を飾り二十日正月が過ぎると仏壇の前を飾った
時々水を変えてやるだけで四月まできれいに実を着けていた
いい加減活躍してくれて愉しませてくれたので捨てがたく、全て枝を切って挿し木にしてみた、すべて着いたかと思われたが段々枯れてしまった
その折種もまいておいた、完熟過ぎるほど完熟の種であろうことが想像されて、挿し木の脇に蒔いた
何時しか忘れていた、先日落ち葉の整理をしていたら何か、青いものが見えた
はっと、気づいて　落ち葉をどけてみた、
挿し木が着いて、生き残りが一本青々と新芽を出していました
百樹園の一角に殆ど駄目もとでしておいたのに、よくぞ頑張ってくれたと感謝だ



そして何と其の脇には子苗が100本以上生えているではないか、歓喜した
蒔いた種の殆どが生えた様だ、嬉しい庶民の喜びは此の程度で感激出来るのだから安い



我が家には昔からどうしたわけか千両がない、何時か千両も欲しいと思っていたが機会を得ずにいた
その代わり「万両」は百樹園の中や屋敷内に厭と言うほど生える



勿論百両も群れを作って生えており夏には時時毟っている程だ
万両よりも冴えた明るい赤は癒される色だ



然し今年は実がならなくても、自力で「百両」「千両」「万両」の揃い踏みができた
挿し木と実生と来れば花好きの本懐とするところだ
心から[大和五味子］様に感謝をしている
此の千両が来年も当社の事業に平穏無事なそして順調な進展をもたらしてくれるであろうと思っている
久しぶりに今夜は良い夢が見られるのではないだろうか、、、、、、、、、、、

そんじゃあまた話すべえ
遊童子