Steve Lacy & Mal Waldron - The Seagulls of Kristiansund
Mal Waldron & Gary Peacock First encounter
彼のピアノは音数が少ない。
その代わり和音が分厚い。
打鍵が強い。
ヘタなのかもしれない。
しかし、ユニークなスタイル。
「もてないジャズピアノ」の代表と言えましょう。と評する人もいます。
Left Alone - Mal Waldron
マル・ウォルドロンは名ジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイの伴奏者としても知られていて、1957年4月からビリーの他界(1959年7月)直前まで行動を共にしていました。そのビリー・ホリデイがこの曲の作詞者です。
この曲の歌詞は1959年春、サンフランシスコへ向かう飛行機の中で書かれたといいます。7時間もかかるフライトの間、ビリーはマルと語り合いながら歌詞を書いていったということです。ビリーはマルの付けた曲を気に入り、しばしばステージでも歌っていたそうですが、残念ながらビリー自身の録音は残されていません。
ビリーが没した翌年の1960年、マルの強い希望でビリーへの追悼盤としてアルバム「レフト・アローン」が録音され、歌のパートの代わりにジャッキー・マクリーンがアルト・サックスで一世一代の素晴らしい演奏を聴かせてくれています。
Barry Harris Trio 'You Sweet & Fancy Lady'
Barry Harris - Piano
Ron Carter - Bass
Leroy Williams - Drums
Lee Morgan - 01 - The Sidewinder
Lee Morgan - Trumpet
Joe Henderson - Tenor Saxophone
Barry Harris - Piano
Bob Cranshaw - Bass
Billy Higgins - Drums