夕焼け空を見上げたら

ああ、きっと明日もいい天気

生存

2021-10-21 | Weblog
どこぞの国会議員が、北朝鮮に拉致された被害者はもう「生存してない」って言っちゃったんだって。それを拉致被害者家族会が批判非難して、日本政府とかもそういう発言は言語道断だ、なんて反論したんだって。

でもさ。そういう発言は言語道断、って言ってるけど、「なぜ」言語道断なのか、はスルーしてるんだよね。拉致被害者が生存してるっていう証拠を政府が持ってるのかどうかも、スルーだし。

拉致被害者が生存してる「はずだ」って証拠もなく決めつけて、それを日本の外交政策にしちゃったら、北朝鮮に厳しい態度ができなくなるよね。北朝鮮に貿易禁止みたいな厳しい制裁やったら、生存してる「はず」の拉致被害者の生活が苦しくなってしまう、なんて話になって、制裁はやらないことになりそうだし。北朝鮮がミサイル撃とうが核実験しようが、もう我慢の限界だ、北朝鮮を空爆するぞなんて動きが出てきても、空爆なんかしたら生存してる「はず」の拉致被害者が巻き添えで死ぬかもしれない、って言い出して、北朝鮮への実力行使はなし、と。

拉致被害者が生存してる、って言い出したら、日本の外交はできないことだらけになっちゃう、と。そのくらい外交を狭めちゃうからには、拉致被害者が生存してるっていう証拠をまず見せてもらって、それから、だったら実力行使や厳しすぎる制裁とかはやらないことにしよう、って決めるのが正しい順番だよね。北朝鮮絡みのことはなんでもかんでも家族会の言うこと聞いてたら、そのうち、拉致被害者を支援するために北朝鮮にカネや食糧を送れ、なんて言い始めるよ。
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