夕焼け空を見上げたら

ああ、きっと明日もいい天気

富嶽

2020-06-27 | Weblog
国産のスーパーコンピューター「富嶽」っていうのが、計算速度で「世界一」になったんだって。計算速度だけじゃなくて、使いやすさとかでも世界一、合わせて「4冠」になったんだって。

でもさ。富嶽って、開発費とかに「1300億円」くらいかけたっていうじゃない? でも、今のところ、日常生活には何の役にも立ってないじゃない? バンバン使って、バンバン成果を出して、バンバン役に立って、それから喜んだり自慢したりするならともかく、ベンチマークの試験で世界一になった「だけ」で、大喜びされても、一般庶民には意味ないんだけど。

作った方の理化学研究所とか富士通とかは、ドヤ顔で会見なんかしてたけど、そりゃ、作った方は世界一の称号と名誉をゲットして万々歳、世界一のスパコン作った会社って評判で営業に繋いで儲けを増やして万々歳なんだから、ドヤ顔するに決まってるよね。だからって、一般庶民の方は、スパコンで何か生活の役に立ったかどうかがポイントで、そのスパコンが「国産」かどうかは関係ないもんね。

新型コロナウイルスのニュースで、感染者がくしゃみをしたときの飛沫の散らばり具合のCG動画流した時、富嶽で作ったシミュレーションですって言ってたけど、あんなもの、世界「5位」とか「10位」とかのスパコンでだって時間かければできそう。明らかにオーバースペック。いまどき、イージスアショアでさえ開発費の元が取れるかどうかで中止になったりするんだから、富嶽に使った1300億円、スパコンなんぞじゃなくて医療機関の支援とか、中小企業や失業者の収入助成とかに使った方がマシだった、ってことになるよ。なにしろ、作った方、何の成果も出てないうちに、作ったってことだけで喜んでるんだもの。
コメント
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