日々是口実?

DTMやったり、その他いろいろ徒然なるままに...
(ブログ名変更しました)

会社の慰安旅行で思い出す...

2015年07月08日 | 生活
昔々...私が所長をしている時、

会社の営業所で、慰安旅行に行くことになりました。

7~8人程度の小さい営業所でした。

ある男が、率先して幹事を引き受け、率先して自分の車のハコバンを出すから

みんなが乗れますよ...と言った...奇特な人だなぁ~と思っていた。

(もちろん、ガソリン代・車両の提供対価は会費から支出)

みんなのためにやってくれてるんだ、偉いなぁ~と思っていた。

いろいろな支払いも、「取り敢えず、私が払っときます...後で精算しましょう」と

なんとも、素晴らしい人かと思っていた。


後で、人から漏れ聞いたことによると。

支払いは、全部、自分のクレジットカードで支払って、ポイント稼ぎ

やってたらしい...。

宿の設定も、自分にポイントが有利になる宿の選択だったんかい?

なんか、全てにおいて、仕込まれた感があり、みんなが喜ぶ場所を

あれこれ考えた訳ではないのが見えてくる。

まぁ、我々も、いろいろ恩恵にはあずかったのだが...

なにか、いまひとつ、利用された感があり...

感動が薄れた事がある。


大きい支店にいる時も、課ごとに飲み会があって、課長を筆頭にスナックで

盛り上がって楽しかった...。

でも、支払いでは、必ずと言っていいほど、

課長が、「カードでおれが払っとく、あとで精算」って支払い...。

ああ、利用されてたんだなと...。

普通の飲み会では、会計の金額見て、人数分で割って、女の子のバイトの事務員の分は

付き合わせて、ちょっと可愛そうなんで、バイト代も少ないだろうし

ここは、正社員で、その分は負担するから、

「君は、1,000円だけ出して。あとは帰りのタクシー代として...」

なぁどと~(植物男子ベランダー風)、みんなでカッコつけてたんだけどね。

なんか、みんないい奴だったと思う...今でも。

その課長みたいに、後で、「カラクリ事」が分かると、ちょっと...ねぇ~。


ところで...

クレジットカードは、ダメ。親に言われて...

全て現金払いだった私は、クレジットカードの仕組みには疎い。

後で引き落とされるクレジットカードってぇ~のは、金銭感覚が麻痺するんで

今でも恐い。

借りて使い放題、そのなれの果てが「ギリシャ」...

(分かっていて貸したドイツとかの各国も悪いが)

「韓国」も貯蓄率低く個人債務が大変らしい...。

利便性と危険性は紙一重。

常に自己を客観的に観る癖をつけて、自分の果てしない欲望に

大脳皮質でブレーキをかけるようにしたい。

麻薬みたいなもんだ。テレビの麻薬で捕まった人には「何でやっちゃうの?」って思うけど

お金もそう、新興宗教とかもそう、ギャンブルも、ストーカーも...趣味だって...。

人間は、結局、「何かに依存しないと生きていけない

恋人同士だって、「アナタナシニワイラレナイ」って依存だもんねぇ~。

嫌いになったら、「ストーカー」となる。

他人事ではないんだよね。

社会的規範を逸脱しない程度に依存をコントロールして生きていく。

バランス感覚かねぇ~。中庸とか、よく言ったもんだねぇ~。










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