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いつものように U先生、朝7時に来るかなぁーと、思い待っている。
2ヶ月と6日 お世話になったこのベットと テーブル。
何だか 寂しくなっちゃう。
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いつものように「○さ~ん!!どう?大丈夫?」
と、U先生。
退院する日まで 聞いてくれた。
ベットから降りて
「先生 長い間 お世話になり有難うございました」挨拶し御礼をした。
右手を差し伸べて 硬く握手した。
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「先生、寂しい?!」
すかさずU先生は 「寂しいよ!・・・」
涙があふれ「ありがとう!!」と、もう一度 硬く握手した。
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「先生、私みたいな病気の人 これからも先生の手で 救ってあげてね。」 と、言うと・・
先生の手がきつく握り返して来たのが わかった。
先生にとったら、大勢の患者の一人だったのでしょう。
けど、私にとったら たった一人の先生でした。
2ヶ月と6日 毎日 毎日 私のそばにいてくださり 声を掛けてくださった 先生に感謝します。
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仮退院です。 みんなへ・・・
入院して 辛かった事は たくさんあったよ。
そう、今でも 辛く不安なのです。
でも、いろんな人に出会え たくさんの気持ちをもらったよ。
26歳のU先生。無口であまり病気の事 言ってくれなかった。
私の性格状 その方がよかったかもね。忘れられない先生の事。
同じ 病棟の人にも お世話になった。
落ち込んでいる時 なにげなく励ましてくれたり、同じ悩みを持ってるもん だから 声かけてくれたこと 素直に聞ける事が出来た。
失ったものは 大きいけど 得たものも それ以上に大きいと 私は 信じ ている。
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これからも今、この気持ちを忘れずに 焦らず頑張って生きたい
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