の~んびり生きようじゃないの

自由・気ままな 私のページ
素直に思いのまま書き綴りたいと思ってます。

もうひとつの扉


2002年子宮頸癌を発病し闘病記とし綴って来ました。
現在の様子を 素直に思いのまま書き綴りたいと思ってます。
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もうひとつの扉
  自由・気ままな ひとりごとです。

仮退院

2002-04-06 | Weblog
今日は 仮退院の日。
いつものように U先生、朝7時に来るかなぁーと、思い待っている。

2ヶ月と6日 お世話になったこのベットと テーブル。
何だか 寂しくなっちゃう。

いつものように「○さ~ん!!どう?大丈夫?」
と、U先生。
   
退院する日まで 聞いてくれた。

ベットから降りて 
「先生 長い間 お世話になり有難うございました」挨拶し御礼をした。

右手を差し伸べて 硬く握手した。
「先生、寂しい?!」
すかさずU先生は 「寂しいよ!・・・」
涙があふれ「ありがとう!!」と、もう一度 硬く握手した。

「先生、私みたいな病気の人 これからも先生の手で 救ってあげてね。」   と、言うと・・
先生の手がきつく握り返して来たのが わかった。

先生にとったら、大勢の患者の一人だったのでしょう。
けど、私にとったら たった一人の先生でした。   
2ヶ月と6日 毎日 毎日 私のそばにいてくださり 声を掛けてくださった 先生に感謝します。



仮退院です。  みんなへ・・・
入院して 辛かった事は たくさんあったよ。
そう、今でも 辛く不安なのです。

でも、いろんな人に出会え たくさんの気持ちをもらったよ。
26歳のU先生。無口であまり病気の事 言ってくれなかった。
私の性格状 その方がよかったかもね。忘れられない先生の事。

同じ 病棟の人にも お世話になった。
落ち込んでいる時 なにげなく励ましてくれたり、同じ悩みを持ってるもん   だから 声かけてくれたこと 素直に聞ける事が出来た。

失ったものは 大きいけど 得たものも それ以上に大きいと 私は 信じ   ている。

これからも今、この気持ちを忘れずに 焦らず頑張って生きたい