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あの橋を渡って…

アスペルガーの自分の日常と、アニメなどの趣味を語る

フルメジン断薬1ヶ月経過・離脱?

2008-05-01 14:25:49 | アスペルガー
断薬して1ヶ月。ヘソの斜め上の部分(内臓)の痙攣がまだ残っていますが、それ以外の症状(頭痛、動悸、胃痛、筋肉痛など)はなくなりました。特に胃痛が辛かったですね!ハーブを飲んでやりすごしていました。ハーブは即効性がありますよ。私が飲んでいたのは、心配事がある人のためのブレンド(多分、ミントとラベンダー)と寝る前に熟睡できるブレンド(カモミールとラベンダーと何か)。あとは、あまり飲まなかったけれど、ストロベリーリーフ(胃腸を整える)と頭痛時のブレンド(ラベンダーと何か)です。

体のほうはなんとかなりましたけど、大変なのは心の問題です。私の抱えるトラウマの多くが家族関係にあるのです。家族の問題で躓いて20年経ちましたが、その間にあった醜い低レベルのいじめと、家庭が壊れたすべての原因が私にあるとする親や兄弟の私に向けられる負の感情、無理解の中でひとりで耐えてきました。今はいじめはなくなりましたが、相変わらず理解されることはなく、何を言っても嫌な言葉が返ってくるのなら、もうこちらか話しかける必要もなく、愛されようという努力もやめることにしました。幸い私には数は少ないですが、人の心がわかる優しい友達がいます。彼女たちは私を愛してくれていると信じられます。死が身近に迫ってきているのかもしれないけど、まだ生きていて欲しいと思ってくれる人がいるなら、私はもう少し生きてみようと思います。
私と家族の間になにがあったかは、いつか書きたくなった書くかもしれません。

とにかく、「鋭敏すぎる感性(精神科医談)」は少し鈍らせないと本当に生きていけません。私の希望は精神科の薬の完全断薬だったのですが、それができないことがわかりました。非常に残念ですが、抗不安薬は飲み続けることになるようです。でも、抗精神病薬がなくなっただけでも喜ばしいことです。

フルメジン断薬9日経過

2008-04-08 19:53:04 | アスペルガー
抗精神病薬フルメジンを断薬して、現在離脱症状・禁断症状と戦っています。
どんな症状が出るのかというと、私の場合はこんな感じです。

●頭痛
●抑うつ
●不安
●トラウマのフラッシュバック

今はこうしてPCを使えますが、それまでは鬱で本来好きなことにも興味がなくなり
ただ暗い感情にさいなまれて毛布に包まって寝転がる日々でした。
自分はこのままどうなるのか? これが(薬を飲まない)本当の自分の姿なのか?
正直つらいです。思わず、頓服で処方されている抗不安剤ソラナックスを飲んでしまいました。
すると、かつて薬をたくさん飲んでいたときには現れなかった症状、
頭がボーっとする、こめかみ及び額が痛い、頭がクラクラする、といったものが現れたのです。
これが本当の薬の姿だと思います。安全だと言われている薬でも、やはり薬は薬で本来体は受け付けないものなのです。

離脱症状から解放されるには1ヶ月はかかるかもしれません。
その時、本当の自分と出会うのでしょう。
まだ暗い気分です。怖いです。
でも、諦めません。必ず自分を取り戻して見せます。

さよなら精神科

2008-03-31 19:18:34 | アスペルガー
精神的不調を訴えてから20年、精神科にお世話になっていました。
それも今日でおしまいです。やっと解放されました。
セカンドオピニオンを受けて、本当は精神病ではなくて、アスペルガーという自閉症の一種だと知って1月半。あれよあれよの展開でした。当初は断薬にはもっと時間がかかると思っていただけに驚きの早さでした。
今夜は家族が私のためにお酒とご馳走を用意して祝ってくれました。
日頃何かと家族に不満を感じていましたが、みんな私のことを想っていてくれたんですね。
そして、暗黒時代の気持ちと決別できた時、本当の解放感と他人に対する愛情をもてるんだと思います。
まだ、かつての闇が心をかすめることがありますが、きっと近いうちに克服できると思っています。
家族とセカンドのR医師に感謝です!

サングラスいいよ!

2008-03-14 20:00:28 | アスペルガー
サングラスが必需品になってしまいました。車の運転の時は特に光がまぶしくてすぐに目が疲れてしまうんです。助手席に座っている時も必要ですが。それからパソコンのモニターもまぶしいです。輝度を下げてみましたがダメで、ついにここでもサングラス(薄め)が活躍しています。部屋の中で夜もサングラスをしているなんて、変わり者だわ。でも、おかげで目がとっても楽になりました。アスペルガーの人でサングラスしている人はいるそうですが、やはり私もそうなんですね。
これは感覚過敏が原因らしいです。普通人は何か見ていると必要なものだけ目に入ってくるそうですが、アスペルガーの場合、全部見えているのだそうです。それで情報過多になって疲れるということです。私もそれのようです。なにせ生まれつきなのでこれが普通と思っていました。結構目ざといですよ、私!
とにかく自分にとって不快な状態は極力避けること。そのためにはちょっと他人と違っていても気にしないことです。ちょっとした工夫で楽に生きられると思いますよ。


この頃のこと

2008-02-28 19:51:22 | アスペルガー
2月15日に自分が実はアスペルガーだったと知って以来、趣味は放り投げてアスペルガーについてネットや本などで勉強しまくりました。私は、以前は精神病として扱われていました。それが、ずっと謎だったことが次々明らかになり、病気ではなくて先天的な脳の器質なのだということがわかって、やっと精神科医に対する溜飲が下がりました。でも、病名が何に変ろうと自分の過去は変らないし、これからも自分は自分としてやっていくだけです。アスペルガーだと見抜いてくださったR医師には感謝しています。

そんなわけで、イラストは全然描いていないです。今度描くときはちょっと画風を変えようかと思っています。アニメキャラ的なものよりもっと自分の心を描けるようなイラストにしてみたいです。どんなことになるか私もわかりませんが(笑)
「自閉症だったわたしへ」で有名なドナ・ウィリアムズのサイトに彼女の絵がたくさん展示されているのですが、素敵なんです! 私もあんなふうにのびのびと絵が描けたらなあ~とため息が出ました。是非ドナのサイトをご覧になってください。ドナ自身もとても美しくチャーミングです。

昨日届いた本「エイリアンの地球ライフ」(泉流星 著)面白かったです。
アスペルガーの“妻”と普通人の“夫”のやり取りや、おとなのアスペルガーの世渡り法みたいのが楽しく書かれています。
私は“妻”の会話が全然おかしく感じませんでした。それどころか自分と同じ・・・。こんな喋り方っておかしかったのか~。知らなかった・・・。私も会話中にとんでもないところへ話が飛びます。でも自分では話がまだ続いているのですよ。普通人にはそれが通じないのか?!だから会話が続かないのだね!
泉流星さんの方がドナ・ウィリアムズさんより私に近い気がします。日本人だからというわけでもないのかもしれませんけどね。今度は、森口奈緒美さんの本(自伝)も読んでみたいです。

ファンタジーの影響

2008-02-23 10:04:37 | アスペルガー
フルメジン減薬で神経過敏で不安になったのかと思っていたのですが、アニメ「創聖のアクエリオン 壱発逆転編」を観て大笑いしたら元気になってしまいました。
そうなんです。ここ10日間アニメを全然観てなかったのです。そのストレスが原因かもしれません。やはりアニメは私の人生に必須です!でも、久しぶりに観たアニメが「ひぐらしがなく頃に解」というのもいいのか悪いのか??
私には、本当は宗教もホラーも心霊もタブーだと思うんです。かつての「悪魔がこの世を支配している」という妄想のことを考えると・・・。その妄想の果てに恐ろしさのあまり自殺未遂という過去があります。ファンタジーに入り込みやすい人はそういうものは避けたほうが無難ですよ。でもファンタジーなしでは私は生きられないし・・・。妥協策として、あまり残酷でない美しいファンタジーがいいでしょう。

映画「モーツアルトとクジラ」を観て

2008-02-18 09:54:03 | アスペルガー
アスペルガー同士の恋愛を描いたドラマです。
内容は普通のラブストーリー。
アスペルガーっぽさを随所に覗かせています。
これを観た時、普通人はとても奇異な印象を持つのかな。
私は自分はこれほど変わっていないと思うのですが・・・。
確かに子供の時(保育園、小学校低学年時代)は周りの子供達とまるっきり違っていましたけどね。
大人たちは思いどおりにならない私に手を焼いていました。

アスペルガーには特殊な才能があると言われています。
この映画の場合、主人公の男性は計算に優れ、女性は絵画の才能と絶対音感を持っています。
私はそんな特別なものは持ち合わせていませんが、大人になってから独学でオルガンの演奏ができるようになりました。子供の時にピアノを習ったわけではありません。
そして教会で演奏しました。でも、人前での演奏はとてもストレスになりました。

絵の方は、見たままを描くことはできるのですが、デザインやオリジナリティを要求されるようなものはことごとくダメです。作文も読書感想文はもっとも苦手としていてちょっとズルしてました。想像するのは苦手なので、いくらオタクでも同人誌は書けそうもありません。小説はアウト。多分ルポみたいなものなら書けるんじゃないでしょうか。

映画の中で主人公の男性と女性がケンカしたとき、男性が女性に「自分は君とは(同じアスペルガーでも)レベルが違う!」ということを叫んだのですが、この言葉がまるで普段の自分と同じだったので印象に残りました。
ほんのちょっとでも自分は他人よりは上と思う浅ましい心。つまらない優越感と隠された劣等感。
別に障害があってもなくても人はそんな思いを持つ。
この言葉は相手の女性を傷つけました。
でも、男性はちゃんと謝って仲直り。最後はハッピーエンドですが、結婚した二人はこれからいろいろな困難に遭うのだろうな。
私自身は結婚しなくて良かったと思います。アスペルガーの特性はきっと相手には理解しがたいものでしょうから。
いつもケンカじゃ嫌ですからね。
ひとりで生きていく方策を見つけなければなりませんね。