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トラストミーもこれにて・・・

2012年11月21日 | Weblog

民主党の鳩山由紀夫元首相(65)=衆院北海道9区=は21日、野田佳彦首相と会い、次期衆院選に立候補しない意向を伝える。政界を引退するという。党公認の条件として、消費税増税やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)推進への賛同を求められたことに反発したというが、民主党迷走のきっかけを作った1人であるうえ、情勢調査で自民党候補に引き離され、「落選危機」にあったことも大きそうだ。

 「野田首相と直接会ってから話す。民主党に愛着を持っている。自民党を飛び出して民主党をつくって行動してきたことを大事にしたい」

 鳩山氏は20日夜、東京・田園調布の自宅前で記者団にこう語った。消費税増税やTPP交渉参加に反対しており、「党に踏み絵を踏まされる形で晩節を汚すのはよくないと、最終的に判断した」(周辺)という。

 鳩山氏は1996年、菅直人前首相らとともに民主党を結成した「創業メンバー」の1人。2009年衆院選では、党代表として歴史的な政権交代を果たし、第93代首相に就任した。だが、米軍普天間飛行場移設問題などで迷走を続け、日米関係を傷つけ、わずか9カ月で退陣した。

 首相在職中、鳩山氏は「総理大臣まで極めた人間がその後、影響力を行使することは良くない」と、退陣後の衆院選不出馬・政界引退を公言していたが、その後、引退を撤回。小沢一郎氏(現国民の生活が第一代表)と連携し、菅氏や野田首相の政権運営に異論を唱え続けてきた。

 自民党は、鳩山氏のおひざ元に、スケートの五輪メダリスト、堀井学氏(40)という刺客を立てた。堀井氏は地元・室蘭出身の道議会議員で、知名度も高く、「鳩山氏は情勢調査で堀井氏に負けていた。毎週末地元入りして組織固めをしたが、正直厳しかった」(道政関係者)という。

 3年半前、国民の期待を受けて誕生した民主党政権。だが、素人政治を見せつけて、国政を混乱させ、東日本大震災では迅速に対応できず、マニフェストを次々と破り、国民を大きく失望させた。

 鳩山氏の政界引退の報道を受け、ニッポン放送「高嶋ひでたけのあさラジ!」は21日朝、リスナーの「今度はね、ホント出ないよ トラストミー」という川柳を紹介していた。