庭仕事

昨日、今日と、何時間かずつ庭に出てあれやこれやしています。
昨年秋に切り落とした柿の木の枝を、実はまだ片づけていなかったのですね。

だって、大量の枝は太かったり、太くなくても長かったり、
やっぱりノコギリなしには出来ない作業なので、
ついつい後回しに、、、

でも、このまま放置すると季節が一回りしてしまう～～と、
やっと意を決して（←大げさ）、いざ。
庭仕事は、まとめてやろうとすると大変。
しかも、あまりよく分からないままに試行錯誤でやっているので
色々失敗や無駄も多い気がします。

やり始めるとあっと言う間に時間が過ぎて行きます。
草を取るとか、枝を適当な長さに切って袋に入れる、とか
こういう単純作業には気持ちを集中させやすい何かがあるのでしょう。
ついつい没頭してやり過ぎてしまいます。

そう、やり過ぎは禁物です。
腰だの肩だの腕だのが痛くなり、
またそれだけではなく、手、指も痛くなるのです。

一息ついて、さぁて、ピアノでも練習すっかと思ったら、
指が、、、こわばって痛くて弾けない。。。

まぁ、それでも無理矢理弾きましたけれど（笑）。

あぁ、こういう力仕事を日々していると、
ピアノっちゅうのは弾けなくなるんだな、と納得しました。
ピアノに限らず、指先を使う繊細な作業は、
力仕事を生業としていると、段々と困難になって行くのでしょう。

そう言えば自動車の整備士をしていた父の指も、
ごつくて、こわばっていましたねぇ。

人の身体と言うものは、非常に順応性があって、
日々やっている事を、よりやりやすいように
変わって行くものなんだなぁと思いました。

きっと、心もそうなんでしょうね。
日々、どこにあるか、何に寄り添っているか。

ちょっと恐いような気がしますけれど。

さて、そうは言っても、私は我が家の庭くらいは
自分の手で手入れしようと思っています。

ハナミズキも色づき始めました。
これも夏が来たら、剪定しなくちゃいけません。

あまり一度に長時間やり過ぎないよう、
気をつけなくてはいけませんけれどね。
一応、ピアノ弾きの自覚も持ちつつ（笑）。