つながって行く感じ

暑くて、蒸して…。
日中、外回りをするお仕事の方は、
この気候はキツイですね。

最近は私もそのクチです。
午前中の童謡コーラスから午後の童謡コーラスへ。
日射しの照りつける中、
大きな荷物を持って移動するのです。

今日は東陽町から門前仲町へ。
あぁ暑い暑いと言いながら
会場の江東区古石場文化センターへ駆け込みました。

…すると、
そこでは小津安二郎展が行われていました。

普通なら、
「ふーん」くらいで横目に見て通り過ぎるのですが、
先日『優雅なハリネズミ』を読んだからでしょうか、
何だか小津安二郎が気になります。
話の中に出て来る『宗方姉妹』のワンシーンは
主人公にとって一筋の希望となる、
大切なキーワードとして使われているのです。

DVDでも観てみようかしら？などと思っている自分に気づく。

興味ってこういう風に広がって行くのですね。
なるほど。
面白いなぁ…。

川越散策

クリスティン・アイコちゃんが二日ほど滞在したので、
せっかくだからと、昨日は川越散策に出かけました。
うちから数駅なのです。

でも、近くに住んでいても、特別な事がない限り
わざわざは出かけないもんです。

そんなわけで、初体験の小江戸川越。

本川越の駅に着くと、地元の観光協会の方が
マップやガイドなどを用意していました。
町おこしの意気込みを感じますねぇ…。

まずは腹ごしらえ。
川越はやっぱり鰻とサツマイモだよ、との観光協会の方のアドバイスに従い、
一つの膳で二つ味わえるこちら「町屋御前」に。

おいものおこわがなかなか美味でした
お値段も1,050円と手頃。

その後は定番の菓子屋横町なども見て…

懐かしい駄菓子たちに喚声。
子供の頃の風景が戻って来るようでした。
そう言えば、学校帰りを狙ったように「ハッカパイプ売り」のおじさんが
出没したものでした。
10円とか20円とか、そんな値段で、ハッカ入り砂糖をパイプの中に詰めてくれるのです。
うちの母は、「不衛生だから買ってはいけません」と必死に阻止しようとしていたなぁ(笑)。
それでも拝み倒して、何回かに一度はおこづかいを手に
買いに走ったもんでした。

駄菓子って、別に美味しいもんでもないのに、
何故ああも魅力的だったのでしょうねぇ？

こんな町並みも、もう見なくなりましたね。


そして、「時の鐘」の横の路地に腰掛けて、


お決まりの紫いもソフトクリーム。


平日ゆえ、閉まっているお店も多かったのですが、
雰囲気は味わえたのかな？
熱い日射しの中を歩き回ったせいで、
すっかり消耗。

帰ってからは２時間も昼寝してしまいました。

さぁ、今日から週末にかけて、また少し詰まっています。
ファイト～